特許
J-GLOBAL ID:200903032943122606

継目無鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-086567
公開番号(公開出願番号):特開2007-260705
出願日: 2006年03月27日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】API規格のN80グレードの強度規定を満たし、且つ靭性にも優れた油井管として好適な継目無鋼管を、効率よく製造する方法を提供する。 【解決手段】質量%で、C:0.30〜0.45%、Si:0.50%以下、Mn:1.0〜2.0%、Cr:0.2〜1.0%、V:0.02〜0.20%、Nb:0.005〜0.050%およびAl:0.050%以下を含有するビレットを加熱し、穿孔し、マンドレルミルで30%以上の断面積加工度で熱間加工を施した後、Ar1変態点以下に冷却し、再加熱炉でAc3〜(Ac3+30+ストレッチレデューサーにおける断面積加工度[%])の温度範囲に加熱した後、ストレッチレデューサーで下記(i)式を満たす条件で加工し、放冷する。X:断面積加工度[%]、Ceqは炭素当量[%]である。 552<2.04X+681.5Ceq<758 ・・・(i)【選択図】図2
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.30〜0.45%、Si:0.50%以下、Mn:1.0〜2.0%、Cr:0.2〜1.0%、V:0.02〜0.20%、Nb:0.005〜0.050%およびAl:0.050%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、不純物としてのPが0.05%以下、Sが0.005%以下、Cuが0.05%以下、Nが0.030%以下、O(酸素)が0.005%以下、Hが0.0005%以下であるビレットを加熱し、穿孔圧延機で穿孔した後、マンドレルミルで30%以上の断面積加工度で熱間加工を施して素管とし、その素管をAr1変態点以下に冷却し、次いで、再加熱炉でAc3〜(Ac3+30+ストレッチレデューサーにおける断面積加工度[%])の温度範囲に加熱した後、ストレッチレデューサーで下記(i)式を満たす条件で加工をし、次いで放冷することを特徴とする継目無鋼管の製造方法。 552<2.04X+681.5Ceq<758 ・・・(i) ここで、X :ストレッチレデューサーにおける断面積加工度[%] Ceq:下記式で表される炭素当量[%] Ceq=C+Mn/5+Si/7+(Cu+Cr)/9 +Ni/22+V/2
IPC (6件):
B21B 17/14 ,  B21B 23/00 ,  C21D 8/10 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58
FI (6件):
B21B17/14 Z ,  B21B23/00 B ,  C21D8/10 B ,  C22C38/00 301Z ,  C22C38/38 ,  C22C38/58
Fターム (20件):
4K032AA01 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA03 ,  4K032CA02 ,  4K032CB01 ,  4K032CB02 ,  4K032CF03
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-254122号公報
  • 特開昭63-96215号公報
  • 特開平3-107421号公報
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