特許
J-GLOBAL ID:200903032970725517
熱交換器用タンクのパイプ接合方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-136031
公開番号(公開出願番号):特開平11-311494
出願日: 1998年04月29日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 金属製熱交換器用タンクとパイプとのろう付けを行う際に、パイプ先端部をタンクのパイプ挿通孔に容易に自己保持させるものの提供。【解決手段】 タンク本体1のパイプ挿通孔2の孔縁部を内面側に筒状に突出するバーリング加工部4とする。さらに、その外面側開口縁を僅かにパイプ案内用のアールRに形成する。そしてパイプ3の先端部に先端側からスプール部5とストッパ用環状凸部6とを形成し、両者間の間隔をバーリング加工部4の長さに一致させる。そしてパイプ3をパイプ挿通孔2に圧入することにより、パイプ3をタンク本体1に自己保持させ、その状態で両者の挿通部間をろう付け固定する。
請求項(抜粋):
金属製のタンク本体1の側面に穿設されたパイプ挿通孔2に金属製のパイプ3の一端が挿通され、その挿通部を液密にろう付け接合する熱交換器用タンクのパイプ接合方法において、前記パイプ挿通孔2の孔縁部に、その内面側に僅かに筒状に突出するバーリング加工部4を設けて、そのバーリング加工部4の外面側開口縁を僅かにパイプ案内用のアールRに形成し、前記パイプ3の一端部外周縁に僅かに先細りテーパとなるスプールが膨出されたスプール部5を設け、そのスプール部5の後端外径を前記パイプ挿通孔2の先端内径より僅かにその半径方向外方に突設し、そのスプール部5からパイプ3の後端側に前記バーリング加工部4の長さだけ離間した位置のパイプ3の外面に、ストッパ用環状凸部6を膨出形成し、前記パイプ3の一端部を、前記タンク本体1の外面側からそのパイプ挿通孔2に圧入して、そのスプール部5の後端縁を前記バーリング加工部4の先端に係合させ、その状態でパイプ3の挿通部をろう付け固定したことを特徴とする熱交換器用タンクのパイプ接合方法。
IPC (2件):
F28F 9/02 301
, F28F 9/26
FI (2件):
F28F 9/02 301 E
, F28F 9/26
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭58-052989
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パイプアセンブリの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-304476
出願人:矢崎総業株式会社
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