特許
J-GLOBAL ID:200903033107724738

画像形成装置と同装置に用いられる中間転写ベルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 隆秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178725
公開番号(公開出願番号):特開平11-024429
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 転写時にトナー飛散のない良質の画像が得られ、かつ除電機構を必要とすることがなく、さらにはホローキャラクタの発生を防止することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】 本発明の画像形成装置は、像担持体1に形成された静電潜像を現像装置4により可視化されたトナー像とし、一次転写された中間転写ベルト7上のトナー像をバイアスロール10で記録媒体Pに二次転写する。中間転写ベルトは、ポリイミド樹脂等の機械特性に優れた材料を構成成分とするヤング率 35000kg/cm2 以上の基材と、フッ素樹脂等の表面エネルギーの小さい材料を構成成分として、体積抵抗率が1010〜1013Ωcmの範囲にある表面層との少なくとも2層構造からなる。中間転写ベルトが3層構造の場合は、中間層を弾性材料で構成するか、または中間層を接着剤層として表面層のヤング率が15000kg/cm2以下の材料で構成することが好ましい。
請求項(抜粋):
画像情報に応じた静電潜像が形成される像担持体と、像担持体に形成された静電潜像をトナーによりトナー像として可視化する現像装置と、像担持体上に担持されたトナー像が一次転写される中間転写ベルトと、中間転写ベルト上の未定着トナー像を記録媒体に二次転写するバイアスロールとを備え、上記中間転写ベルトはその層構造が少なくとも基材と表面層を有する複数層のベルト材料からなり、基材は導電剤が分散された樹脂材料で構成され、かつそのヤング率が35000kg/cm2 以上であり、さらに表面層の体積抵抗率が1010Ωcmより高く1013Ωcm以下の範囲にあることを特徴とする画像形成装置。
IPC (3件):
G03G 15/16 ,  B29D 29/00 ,  G03G 15/01 114
FI (3件):
G03G 15/16 ,  B29D 29/00 ,  G03G 15/01 114 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • シームレスベルト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-014877   出願人:三菱油化株式会社
  • シームレスベルト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-303495   出願人:三菱油化株式会社
  • 特開昭62-206567
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