特許
J-GLOBAL ID:200903033213246616
ダイオキシンを発生させない塩素を含む合成樹脂廃棄物の熱分解処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
樋口 盛之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271800
公開番号(公開出願番号):特開平8-108164
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 焼却処理すれば必ずダイオキシンが発生する、例えばいわゆる塩化ビニル系の合成樹脂製品の廃棄物を、そのようなダイオキシンを殆ど生じさせるこのとない処理方法を提供する。【構成】 燃焼するとダイオキシンを発生する塩素を含む合成樹脂廃棄物Fを密閉容器1に収容し、無酸素下で約250〜350°Cに加熱することにより、前記廃棄物Fの熱分解と脱塩化水素反応を起こさせ、次いで前記容器内を約400°C乃至はそれ以上の温度に加熱することにより、前記廃棄物Fの熱分解ガスを生成させて減容化を図り、この間、前記密閉容器1内に生成する熱分解ガスは冷却フィルタ30を通過させて約200°C以下に急速冷却し、前記冷却フィルタを通ったガスをアルカリ性溶液フィルタ32を通過させて前記ガスに含まれる塩化水素ガス又は塩素系ガスを中和し、前記冷却フィルタ30及びアルカリ性溶液フィルタ32、又は、いずれか一方のフィルタを通過したガスを、700°C以上の加熱下で熱分解するようにした。
請求項(抜粋):
燃焼するとダイオキシンを発生する塩素を含む合成樹脂廃棄物を密閉容器に収容し、無酸素下で約250°C以上に加熱することにより、前記廃棄物を熱分解させると共に脱塩化水素反応を進行させ、前記密閉容器内に生成する塩化水素を吸引除去することを特徴とするダイオキシンを発生させない塩素を含む合成樹脂廃棄物の熱分解処理方法。
IPC (5件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
, C08J 11/12 CEU
, C10J 3/00 ZAB
, C10G 1/10 ZAB
FI (2件):
B09B 3/00 302 A
, B09B 3/00 ZAB
引用特許: