特許
J-GLOBAL ID:200903033217092974

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  清末 康子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-266864
公開番号(公開出願番号):特開2008-089188
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月17日
要約:
【課題】入口ヘッダ部の十分な耐圧性を確保しつつ軽量化を図りうる熱交換器を提供する。【解決手段】熱交換器の各ヘッダタンク2の外側プレートに、2つの第1冷媒流通部11aを形成し、内側プレート8に各第1冷媒流通部11aに通じる複数の管挿入穴を長さ方向に間隔をおいて形成する。中間プレート9に、各管挿入穴を外側プレートの第1冷媒流通部11aに通じさせる複数の連通穴22A,22Bを形成し、同じ第1冷媒流通部11aに通じる連通穴22A,22Bを連通させる。入口ヘッダ部を有するヘッダタンク2において、内側プレート9の両側縁部に、ヘッダタンク2の長さ方向に伸びかつ外側プレート7の両側縁部の外面に直接的および/または間接的に係合する係合部21,25を形成する。熱交換管4の長さ方向の外側から見た場合、係合部21,25が、中間プレート9の入口ヘッダ部の第2冷媒流通部9aを構成する全連通穴22A,22Bと重複する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に並列状に配置されかつ両端部がそれぞれ両ヘッダタンクに接続された複数の熱交換管とを備え、各ヘッダタンクに少なくとも1つのヘッダ部が形成されるとともに、全ヘッダ部のうちの1つのヘッダ部が入口ヘッダ部となっており、各ヘッダタンクが、外側プレートと、内側プレートと、これら両プレート間に介在させられた中間プレートとが互いに積層されてろう付されることにより構成され、外側プレートに、ヘッダタンクの長さ方向に伸びる少なくとも1つの第1冷媒流通部が形成され、内側プレートにおける第1冷媒流通部と対応する部分に、複数の管挿入穴が長さ方向に間隔をおいて貫通状に形成されるとともに、熱交換管の両端部が両ヘッダタンクの内側プレートの管挿入穴内に挿入されて内側プレートにろう付され、中間プレートに、内側プレートの各管挿入穴を外側プレートの第1冷媒流通部に通じさせる連通穴が貫通状に形成されるとともに、同じ第1冷媒流通部に通じる連通穴を連通させることにより、外側プレートの第1冷媒流通部に通じる第2冷媒流通部が形成され、各ヘッダタンクを構成する3つのプレートにおける第1および第2冷媒流通部を含む部分によりヘッダ部が形成され、外側プレートの第1冷媒流通部と中間プレートの第2冷媒流通部とによりヘッダ部の内部冷媒流通空間が形成されている熱交換器であって、 入口ヘッダ部を有するヘッダタンクにおいて、内側プレートにおける少なくとも入口ヘッダ部を構成する部分の両側縁部に、当該ヘッダタンクの長さ方向に伸びかつ外側プレートの両側縁部の外面に直接的および/または間接的に係合する係合部が形成され、熱交換管の長さ方向の外側から見た場合、係合部が、中間プレートの入口ヘッダ部の第2冷媒流通部を構成する全連通穴と重複するようになっている熱交換器。
IPC (3件):
F28F 9/02 ,  F25B 39/04 ,  F25B 1/00
FI (3件):
F28F9/02 301Z ,  F25B39/04 C ,  F25B1/00 396D
引用特許:
出願人引用 (1件)

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