特許
J-GLOBAL ID:200903033248619318

インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-255969
公開番号(公開出願番号):特開2000-280473
出願日: 1999年09月09日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 流路ユニットとヘッドケースとを手間をかけずに位置合わせすることができ、かつ、記録ヘッドのノズル形成面で位置決めに用いた孔にインクが溜まることのないインクジェット記録ヘッドを提供すること。【解決手段】 記録ヘッド10の製造方法において、位置決め用貫通口200から位置決め用孔210に位置決めピン220をそれぞれ差し込んで流路ユニット118とヘッドケース119とを位置決めするとき、位置決め用孔210の底部は、内側に張り出した細径部212からなるピン受け部211になっているので、位置決めピンが位置決め用孔210から抜け落ちることがない。また、流路ユニット118とヘッドケース119とを重ね合わせた後は、位置決め用貫通孔210に位置決めピン220を残しておくので、位置決め用貫通孔200にインクが溜まることがない。
請求項(抜粋):
複数のノズル開口が形成されたノズルプレート、前記ノズル開口のそれぞれに連通する圧力発生室が形成された流路形成板、および前記圧力発生室のそれぞれに重なる振動領域が島状に形成された弾性板がこの順に積層された流路ユニットと、前記振動領域を振動させるための複数の圧力発生素子が支持されたヘッドケースとが重ね合わされて前記圧力発生素子が前記弾性板の振動領域にそれぞれ当接するインクジェット記録ヘッドにおいて、前記流路ユニットには少なくとも2つの位置決め用貫通孔が形成されている一方、前記ヘッドケースには前記位置決め用貫通孔のそれぞれと重なる位置決め用孔が形成され、重なり合った前記位置決め用貫通孔および前記位置決め用孔には位置決めピンが差し込まれているとともに、前記位置決め用孔の底側には、前記位置決めピンの下端部を受けるピン受け部が形成されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
Fターム (8件):
2C057AF21 ,  2C057AF93 ,  2C057AG45 ,  2C057AG47 ,  2C057AP02 ,  2C057AP77 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (5件)
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