特許
J-GLOBAL ID:200903033281683730

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-223969
公開番号(公開出願番号):特開平10-061465
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 過度な吸気量の増加を招くことなく、バルブタイミング変更制御における異常或いは応答遅れ起因して発生するエンジンストールを防止する。【解決手段】 エンジン1に設けられた可変機構25は吸気カムシャフト12の回転位相を変更することにより、吸気バルブ8と排気バルブ9のバルブオーバラップ量を運転状態に応じて変更する。バイパス通路23は、吸気通路6においてスロットルバルブ17の上流側及び下流側を連通する。バイパス通路23に設けられたアイドリングスピードコントロールバルブ(ISCV)24は、同通路23を通じて燃焼室4に取り込まれる空気量を調節する。カムセンサ79はバルブオーバラップ量に対応する吸気カムシャフト10の実変位角を検出する。電子制御装置(ECU)80は、常時、バルブオーバラップ量に基づきISCV24を制御することにより吸気量を増量補正する。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路と、前記内燃機関の出力軸の回転に同期して作動することにより前記各通路を開閉するための吸気バルブ及び排気バルブと、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記吸気バルブ及び前記排気バルブのバルブオーバラップ量を変更すべく前記各バルブの少なくとも一方におけるバルブタイミングを変更するためのバルブタイミング変更機構と、前記バルブタイミング変更機構を前記検出された運転状態に応じて制御するための第1の制御手段と、前記吸気通路に設けられ燃焼室に導入される吸気量を調節するための吸気量調節機構と、前記検出された運転状態に基づいて基本吸気量を算出するための算出手段と、前記算出された基本吸気量に応じて前記吸気量調節機構を制御するための第2の制御手段とを備えた内燃機関の制御装置であって、前記バルブオーバラップ量を検出するためのバルブオーバラップ量検出手段と、前記検出されたバルブオーバラップ量に応じた第1の補正量を算出するとともに、前記検出された運転状態が少なくとも非アイドリング状態にある場合において、前記第1の補正量に基づき前記基本吸気量を増量補正するための補正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/04 315 ,  F02B 29/08 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/16 ,  F02D 41/22 320 ,  F02D 45/00 345
FI (6件):
F02D 41/04 315 ,  F02B 29/08 C ,  F02D 13/02 J ,  F02D 41/16 Q ,  F02D 41/22 320 ,  F02D 45/00 345 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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