特許
J-GLOBAL ID:200903038826655502

内燃機関の吸入空気量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-263924
公開番号(公開出願番号):特開平7-119526
出願日: 1993年10月21日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】可変バルブタイミング機構に異常が発生しても、アイドルスピードコントロールバルブの開度を最適な開度で制御すること。【構成】実際のバルブタイミングと、予め設定されたエンジン1の運転状態に対する目標バルブタイミングとの偏差に基づき、アイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)24の開度の目標補正量を算出する。そして、その電子制御装置(ECU)80の算出結果の目標補正量に基づき、ISCV24の開度量を補正する。従って、可変バルブタイミング機構(VVT)25の故障等により、オーバーラップが大きい側に固定された場合には、実バルブタイミングと目標バルブタイミングとの偏差が大きくなる。その結果、ISCV24の開度補正量が多くなることから、エンジン1の運転状態がアイドリング状態にあって、オーバーラップが大きい場合でも、ISCV24の開度量を大きく制御できる。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉するための吸気バルブ及び排気バルブと、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出によるによる内燃機関の運転状態に基づいて、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方のバルブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構と、前記吸気バルブの上流側の吸気通路に設けられ、スロットルバルブを迂回して、同スロットルバルブの上流側と下流側との間をを連通させるバイパス通路と、前記バイパス通路の途中に設けられ、スロットルバルブが閉側に位置する内燃機関のアイドリング時に、そのアイドリングを安定させるべくバイパス通路の開度を調整して、内燃機関への吸気量を調整するアイドルスピードコントロールバルブとを備えた内燃機関の吸入空気量制御装置において、前記吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方の可変バルブタイミング機構が設けられたバルブのバルブタイミングを検出するバルブタイミング検出手段と、内燃機関の運転状態に対する目標バルブタイミングを、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき算出する目標バルブタイミング算出手段と、前記バルブタイミング検出手段により検出された実バルブタイミングと、目標バルブタイミング算出手段により算出された目標バルブタイミングとの偏差に基づき、前記アイドルスピードコントロールバルブの開度の目標補正量を算出する目標補正量算出手段と、前記目標補正量算出手段の算出結果の目標補正量に基づき、前記アイドルスピードコントロールバルブの開度量を補正する開度量補正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の吸入空気量制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/22 301 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/04 315
引用特許:
審査官引用 (3件)

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