特許
J-GLOBAL ID:200903033314856849

光ファイバ接続工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127666
公開番号(公開出願番号):特開平10-319267
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ接続器にて光ファイバ(光ファイバ心線)同士を接続する作業に用いて好適な光ファイバ接続工具の開発が求められていた。【解決手段】 螺旋溝34aに駆動突起33aを係合してなるカム部によってレバー32で回転操作される回転軸33と移動台31とを相対移動可能に連結した構成の押圧機構30により、移動台31に支持した分離部材20を支持機構11に支持した光ファイバ接続器1に差し込んで素子2を開閉する構成の光ファイバ接続工具10を提供する。押圧機構30にカム部を採用したことにより、分離部材20の移動が安定して素子2の目的位置に正確に差し込むことができる。また、押圧機構30の構成が単純になり部品点数が減少して低コスト化できる。
請求項(抜粋):
互いの長手方向を揃えて配置されかつ付勢手段(4)により互いの接近方向に付勢されている二つ割り構造の素子(2)を有しかつ該素子の長手方向一端側および他端側においてそれぞれ個別に一方および他方の光ファイバ(3,3)を該素子の間に挟持して前記光ファイバどうしを突き合わせ接続可能に調心位置決めする光ファイバ接続器(1)を利用して、前記光ファイバを突き合わせ接続するに際して使用される光ファイバ接続工具であって、前記光ファイバ接続器を支持する支持機構(11)と、前記光ファイバ接続器の長手方向に直交する方向から前記素子間に差し込まれたときには前記付勢手段の付勢力に抗して前記素子どうしを離間させる方向に押し広げることにより前記光ファイバの挟持を解除する分離部材(20)と、該分離部材を光ファイバ接続器に向けて押圧して素子間に差し込む押圧機構(30)とを具備してなり、前記押圧機構が、回転軸(33)と、該回転軸を回転操作するためのレバー(32)と、分離部材を支持して支持機構に向けて進退自在に移動する移動台(31)と、螺旋溝(34a)および該螺旋溝と係合する駆動突起(33a)を介して回転軸と移動台とを相対移動可能に連結するカム部(33、34)とを備え、螺旋溝と駆動突起のいずれか一方を回転軸と連動して正逆回転させることで他方が移動台を移動して分離部材を支持機構に対して進退させる構成であることを特徴とする光ファイバ接続工具(10)。
IPC (2件):
G02B 6/24 ,  G02B 6/38
FI (2件):
G02B 6/24 ,  G02B 6/38
引用特許:
審査官引用 (2件)

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