特許
J-GLOBAL ID:200903033317932767
加工性に優れるフェライト系ステンレス鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-262934
公開番号(公開出願番号):特開2003-073741
出願日: 2001年08月31日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【目的】 製鋼コストの増大や熱延鋼板の生産性低下を招くことなく、プレス加工で必要とされる深絞り性および耐リジング性を有するフェライト系ステンレス鋼板の製造方法を提供する。【構成】 式(1)によって定義されるγmaxが20以上70未満であるフェライト系ステンレス鋼のスラブに熱間圧延を施した後急冷し、得られた熱延板を600°C未満で巻き取り、フェライト相と炭素固溶量の多いマルテンサイト相の2相組織とした後、熱延板焼鈍を施すことなく、2相組織のまま圧延率10〜80%の中間冷間圧延を行ってフェライト相に歪を蓄積し、その後、箱型炉による焼鈍を施し、歪が蓄積されたフェライト相を再結晶させると同時に炭素固溶量の多いマルテンサイト相をフェライト相へ再結晶させて集合組織をランダム化した後、さらに仕上げ冷間圧延と再結晶焼鈍を行う。γmax=420C-11.5Si+7Mn+23Ni-11.5Cr-12Mo+9Cu-49Ti-50Nb-52Al+470N+189・・・・・・(1)
請求項(抜粋):
式(1)によって定義されるγmaxが20以上70未満であるフェライト系ステンレス鋼のスラブに熱間圧延を施した後急冷し、得られた熱延板を600°C未満で巻き取り、フェライト相と炭素固溶量の多いマルテンサイト相の2相組織とした後、熱延板焼鈍を施すことなく、2相組織のまま圧延率10〜80%の中間冷間圧延を行ってフェライト相に歪を蓄積し、その後、箱型炉による焼鈍を施し、歪が蓄積されたフェライト相を再結晶させると同時に炭素固溶量の多いマルテンサイト相をフェライト相へ再結晶させて集合組織をランダム化した後、さらに仕上げ冷間圧延と再結晶焼鈍を行うことを特徴とする加工性に優れるフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。 γmax=420C-11.5Si+7Mn+23Ni-11.5Cr-12Mo +9Cu-49Ti-50Nb-52Al+470N+189・・・・・・(1)
IPC (3件):
C21D 9/46
, C22C 38/00 302
, C22C 38/50
FI (3件):
C21D 9/46 R
, C22C 38/00 302 Z
, C22C 38/50
Fターム (21件):
4K037EA01
, 4K037EA05
, 4K037EA12
, 4K037EA13
, 4K037EA15
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA31
, 4K037FD06
, 4K037FE01
, 4K037FE02
, 4K037FE06
, 4K037FF05
, 4K037FG03
, 4K037FH01
, 4K037FH03
, 4K037HA06
引用特許:
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