特許
J-GLOBAL ID:200903033350063537
カチオン性直接染料と直接付着ポリマ-を含有するケラチン繊維の染色用組成物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
園田 吉隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-097574
公開番号(公開出願番号):特開平11-343218
出願日: 1999年04月05日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 均一な染色性と、優れた耐性を有する染色用組成物及び染色方法を提供する。【解決手段】 染色に適した媒体中に、少なくとも1つの所定の化学式のカチオン性直接染料を含有してなるケラチン繊維の染色用組成物において、少なくとも1つの特定のカチオン性または両性の直接付着ポリマーを含有せしめ、これをケラチン繊維に塗布する。
請求項(抜粋):
染色に適した媒体中に:(i)-以下の式(I):【化1】{上式(I)中、Dは、窒素原子又は-CH基を表し、R1及びR2は、同一でも異なっていてもよく、水素原子;一又は複数のC1-C4アルキル基で置換されていてもよく、窒素含有又は酸素化されていてもよい複素環を、ベンゼン環の炭素原子と共に形成するか、もしくは-CN、-OH又は-NH2基で置換されていてもよいC1-C4アルキル基;又は4’-アミノフェニル基を表し、R3及びR3’は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、又は塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原子、又はシアノ、C1-C4アルコキシ又はアセチルオキシ基を表し、X-は、好ましくは塩化物、メチルスルファート及びアセタートから選択されるアニオンを表し、Aは、次の式で示される構造A1ないしA19:【化2】【化3】【化4】【化5】【化6】[上式中、R4はヒドロキシル基で置換されていてもよいC1-C4アルキル基を表し、R5はC1-C4アルコキシ基を表す]から選択される基を表し、Dが-CHを表し、AがA4又はA13を表し、R3がアルコキシ基以外のものである場合、R1及びR2は、同時には水素原子ではない}で示される化合物;-次の式(II):【化7】{上式(II)中、R6は、水素原子又はC1-C4アルキル基を表し、R7は、C1-C4アルキル基で置換されていてもよく、窒素含有及び/又は酸素化されていてもよい複素環を、R6と共に形成するか、もしくは4’-アミノフェニル基、アミノ基又は-CN基で置換されていてもよいアルキル基、又は水素原子を表し、R8及びR9は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、臭素、塩素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲン原子、C1-C4アルキル又はC1-C4アルコキシ基又は-CN基を表し、X-は、好ましくは塩化物、メチルスルファート及びアセタートから選択されるアニオンを表し、Bは、次の式で示される構造B1ないしB6:【化8】[上式中、R10はC1-C4アルキル基を表し、R11及びR12は、同一でも異なっていてもよく、水素原子又はC1-C4アルキル基を表す]から選択される基を表す}で示される化合物;-次の式(III)及び(III’):【化9】{上式(III)及び(III’)中、R13は、水素原子、C1-C4アルコキシ基、臭素、塩素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲン原子、又はアミノ基を表し、R14は、一又は複数のC1-C4アルキル基で置換されていてもよく、及び/又は酸素化されていてもよい複素環を、ベンゼン環の炭素原子と共に形成するか、もしくはC1-C4アルキル基、又は水素原子を表し、R15は、水素原子、もしくは臭素、塩素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲン原子を表し、R16及びR17は、同一でも異なっていてもよく、水素原子又はC1-C4アルキル基を表し、D1及びD2は同一でも異なっていてもよく、窒素原子又は-CH基を表し、m=0又は1であり、R13が置換されていないアミノ基である場合、D1及びD2は、同時に、-CH基を表し、またm=0であり、X-は、好ましくは塩化物、メチルスルファート及びアセタートから選択されるアニオンを表し、Eは、次の式で示される構造E1ないしE8:【化10】【化11】[上式中、R’はC1-C4アルキル基を表す]から選択される基を表し、m=0で、D1が窒素原子を表す場合、Eは次の式で示される構造E9:【化12】[上式中、R’はC1-C4アルキル基を表す]の基を表すこともできる}で示される化合物;の少なくとも1つのカチオン性直接染料を含有する染色用組成物において、(ii)1/- ポリクアテルニウム10以外のカチオン性セルロース誘導体;2/- ジメチルジアリルアンモニウムハライドと(メタ)アクリル酸のコポリマー;3/- メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムハライドのホモポリマー及びコポリマー;4/- - 次の式(IV):【化13】に相当する繰り返し単位からなるポリマー:- 次の式(V):【化14】に相当する繰り返し単位からなるポリマー:- 次の式(VI):【化15】[上式(VI)中、pはおよそ1〜6の範囲の整数を示し、Dはなし又はrが4もしくは7に等しい数を示す-(CH2)r-CO-であり得る]に相当する繰り返し単位からなるポリマー:から選択されるポリ第4級アンモニウムポリマー;5/- カチオン性単位を含有するビニルピロリドンのコポリマー;6/- それらの混合物;からなる群から選択される少なくとも1つのカチオン性又は両性の直接付着ポリマーをさらに含有してなることを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラチン繊維を染色するための組成物。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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