特許
J-GLOBAL ID:200903033369615484

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225461
公開番号(公開出願番号):特開平9-072361
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 ディスクブレーキの負荷液圧に応じてピストン戻し量が変わり、パッドとピストンとの間の非制動時隙間が過不足の無い大きさで常時ほぼ一定に保たれるようにすることである。【解決手段】 キャリパ2のシリンダ3内面にシール溝5を設け、そのシール溝に納めるピストンシール1をピストン4の前進時に面取り部6の範囲でピストン4に追従させ、それによって生じる弾性復元力でピストン4を除圧時に引き戻すリトラクション機構において、ピストンシール1の硬度を80IRH以上とし、また、ピストンシール外径部をシール溝部に隙間零もしくは締代をもたせて固定する。これ等の技術と周知技術である面取り部6の大きさの選択を組み合わせると、ピストンシール1によるピストン戻し量が負荷液圧に応じたものになる。
請求項(抜粋):
キャリパに加工されるシリンダの内面に反液圧側溝縁を面取りしたシール溝を設け、そのシール溝にゴム製ピストンシールを嵌め、このピストンシールを前記シリンダに挿入されるブレーキピストンの外周に圧接させて前記シリンダとブレーキピストン間を液封すると共に、ブレーキピストンによるパッド加圧時に前記面取り部の範囲でピストンシールの内径側をブレーキピストンに追従させて弾性変形させ、シリンダの除圧時にそのシールの弾性復元力で前記ピストンを引き戻すピストンリトラクション機構のディスクブレーキ装置において、前記ゴム製ピストンシールの硬度を80IRH以上にしたことを特徴とするディスクブレーキ装置。
IPC (3件):
F16D 65/20 ,  F16D 55/22 ,  F16D 65/74
FI (3件):
F16D 65/20 D ,  F16D 55/22 Z ,  F16D 65/74
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 自動車-非鉱油系液圧ディスクブレーキのゴムシール JIS D 2609, 19930430, 第1ページ

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