特許
J-GLOBAL ID:200903033376739962

永久磁石用希土類合金鋳塊および合金粉末並びにボンド磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301532
公開番号(公開出願番号):特開平7-331394
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 R-T-(M)-B系永久磁石用希土類合金鋳塊の鋳造において、特定の組成ですべての組織を実質的に柱状晶化できる鋳塊の製造方法、得られた鋳塊より結晶粒径が微細で磁気異方性を有する希土類合金粉末を取扱い容易にかつ効率よく製造できる希土類合金粉末の製造方法並びに磁気特性の優れたボンド磁石の製造方法の提供。【構成】 R-T-(M)-B系永久磁石用希土類合金鋳塊の製造に際し、鋳塊の断面寸法比を特定することにより、正方晶Nd2Fe14B型化合物が85%以上で低濃度のR、B領域がない鋳塊を得て、組織を実質的に柱状晶化するもので、例えば、等軸晶部でも柱状晶部と変わりない異方性を有し、所定の焼鈍によって均質化され、さらに鋳塊を特定雰囲気で焼鈍し、特定の昇温条件、雰囲気条件でH2ガス中で水素化処理し、さらに特定条件の脱H2処理後に冷却することにより、結晶粒径が微細かつ磁気異方性を有する希土類合金粉末を得て、優れた異方性と高い磁化、保磁力を有するボンド磁石を製造する。
請求項(抜粋):
R:11.5〜12.5at%(R:Yを含む希土類元素の少なくとも1種で、かつPrまたはNdの1種または2種をRのうち50at%以上含有)、T:79〜83at%(T:FeまたはFeの一部を50at%以下のCoで置換)、M:0.01〜2at%(M:Ga、Zr、Nb、Hf、Taのうち1種または2種以上)、B:5.5〜6.5at%からなり、鋳塊の断面寸法が、幅L:30mm以上、厚みd:10mm〜35mmで、寸法比L/dが3.0以上の関係を有し、正方晶Nd2Fe14B型化合物が該合金中に85%以上存在し、鋳塊中にRが11.0%及びBが5.0%を下回る領域が体積比として20%以上存在しないことを特徴とする永久磁石用希土類合金鋳塊。
IPC (6件):
C22C 38/00 303 ,  B22F 1/00 ,  B22F 9/04 ,  H01F 1/06 ,  H01F 1/08 ,  H01F 7/02
FI (2件):
H01F 1/06 A ,  H01F 1/08 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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