特許
J-GLOBAL ID:200903033386054356
高速波長掃引光源
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-287558
公開番号(公開出願番号):特開2008-107096
出願日: 2006年10月23日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】 所定の波長範囲の光でなる光パルスを発生させ、その光パルスをファイバループで周回させつつその一部を順次出力光として出射させることによって、掃引周波数として数10kHzが要求されるOCT用光源にも利用できる高速波長掃引光源を提供する。【解決手段】 所定の掃引周期で波長掃引された所定の波長範囲の光でなる光パルスを上記所定の掃引周期と同一の周期で発生させる波長可変光源10と、所定のループ長のファイバループ14と、このファイバループ14の一部に設けられ、波長可変光源10から出射される光パルスを2つに分波して一方を出力端16に出射し他方をファイバループ14に入射させるとともに、ファイバループ14内を周回して戻ってきた上記他方の光パルスを2つに分波して一方をさらに周回させ他方を出力端16に出射する光カプラ13とを備え、上記所定の波長範囲の光を上記所定の掃引周期よりも数倍速い周期に変換して出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の波長範囲の光を含んで所定の掃引周期で波長掃引された光を半導体レーザ(1)で発振させることを可能にした光源であって、入力されるパルスで前記半導体レーザの駆動電流をオン/オフさせることによって、前記所定の波長範囲の光でなる光パルスを発生させる波長可変光源(10)と、
該波長可変光源から出力される前記波長掃引を行うための掃引信号を受け、該掃引信号に基づいて、前記所定の掃引周期と同一の周期の前記光パルスを発生させるための前記パルスを出力するパルス発生器(15)と、
ファイバ(14a)及び光増幅器(14b)を含んで構成され、前記光パルスの周期T及びパルス幅τに対して、その周回周期tがt=T/N(ただし、t>τ、N=2以上の整数)で表されるループ長L(ただし、L=tC/n、n=ファイバの屈折率、C=真空中の光速)を有するファイバループ(14)と、
該ファイバループの一部に設けられており、前記波長可変光源から出射される前記光パルスを2つに分波して一方を出力端(16)に出射し他方を前記ファイバループに入射させるとともに、該ファイバループ内を周回して戻ってきた前記他方の光パルスを2つに分波して一方をさらに周回させ他方を前記出力端に出射する光カプラ(13)とを備え、
前記波長可変光源から出射される周期Tの前記光パルスが前記ファイバループによって周期T/Nの光パルスに変換されて前記出力端から出力されることを特徴とする高速波長掃引光源。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
2G059EE12
, 2G059GG01
, 2G059GG02
, 2G059GG08
, 2G059JJ05
, 2G059JJ17
, 2G059JJ22
, 5F172AE26
, 5F172CC10
, 5F172NN25
, 5F172NQ09
, 5F172ZA04
引用特許:
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