特許
J-GLOBAL ID:200903033397261230

転がり支持装置、転がり支持装置の構成部品の製造方法、鋼の熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-087058
公開番号(公開出願番号):特開2005-273759
出願日: 2004年03月24日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】 異物混入潤滑下で使用される転がり支持装置の転がり疲れ寿命を長くする。【解決手段】 深溝玉軸受の内輪および外輪を、質量比で、C含有率0.1〜1.2%、Si含有率0.1〜2.0%、Mn含有率0.1〜2.0%、Cr含有率0.1〜4.0%、Mo含有率2.0%以下、V含有率2.0%以下、残部がFeおよび不可避不純物である鋼からなる素材に浸炭窒化処理を施す工程と、浸炭窒化処理を施した後の素材をA1 変態点以下まで過冷して、オースフォーミングを施す工程と、オースフォーミングを施した後の素材を所定形状に成形した後、再度A1 変態点以上の温度に加熱して、焼入れおよび焼戻し処理を施す工程とを経て作製する。これらの軌道面をなす表層部は、CおよびNの合計含有率を1.2〜1.8質量%、硬さをHRC62以上、残留オーステナイト量を25〜40体積%、そのオーステナイト結晶粒径を5μm以下とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
互いに対向配置される軌道面を備えた第一部材および第二部材と、前記第一部材と第二部材の間に転動自在に配設された複数個の転動体と、を備え、前記転動体が転動することにより前記第一部材が前記第二部材に対して相対運動する転がり支持装置において、 前記第一部材、第二部材、転動体の少なくとも一つは、 質量比で、C含有率が0.1%以上1.2%以下、Si含有率が0.1%以上2.0%以下、Mn含有率が0.1%以上2.0%以下、Cr含有率が0.1%以上4.0%以下、Mo含有率が2.0%以下、V含有率が2.0%以下である鋼からなり、 その転がり面をなす表層部は、CおよびNの合計含有率が1.2質量%以上1.8質量%以下で、硬さがHRC62以上であるとともに、25体積%以上40体積%以下の残留オーステナイトを有し、そのオーステナイト結晶粒径が5μm以下であることを特徴とする転がり支持装置。
IPC (8件):
F16C33/62 ,  C21D8/00 ,  C21D9/40 ,  C22C38/00 ,  C22C38/38 ,  F16C33/32 ,  F16C33/34 ,  F16C33/64
FI (8件):
F16C33/62 ,  C21D8/00 A ,  C21D9/40 A ,  C22C38/00 301Z ,  C22C38/38 ,  F16C33/32 ,  F16C33/34 ,  F16C33/64
Fターム (36件):
3J101AA01 ,  3J101BA10 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101BA70 ,  3J101DA02 ,  3J101EA04 ,  3J101FA31 ,  4K032AA05 ,  4K032AA06 ,  4K032AA07 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA31 ,  4K032AA32 ,  4K032AA36 ,  4K032CC01 ,  4K032CD05 ,  4K032CH04 ,  4K032CJ05 ,  4K032CL01 ,  4K042AA22 ,  4K042BA04 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DD03 ,  4K042DE02
引用特許:
出願人引用 (2件)

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