特許
J-GLOBAL ID:200903033410220084
マルチプロセッサシステムのプログラムデバッグ方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-145646
公開番号(公開出願番号):特開平6-332747
出願日: 1993年05月25日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【構成】 密結合型マルチプロセッサシステムを構成する複数のプロセッサ11〜15の内の1つのプロセッサ15をデバッガ動作用プロセッサとしてシステムから論理的に切り離し、その上でデバッガ111 を動作させ、残りのプロセッサ11〜14でシステム動作を続ける。デバッガ111 はデバッガ用コンソール17から入力されたコマンドに応じてプロセッサ11〜14を個別に停止させたり、再開させたり、オペレーティング・システム110 にブレークポイントを設定する機能を持つ。ブレークポイント例外時に、例外を発生したプロセッサのみ停止させるか、プロセッサ11〜14全てを停止させるかが選択できる。【効果】 特別なプロセッサを使用せずに、マルチプロセッサシステムのオペレーティング・システムのデバッグが行え、且つ、複数のプロセッサが一斉に同一のクリティカルリージョンを実行するといったタイミングを作ることができる。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサ間でメモリを共有する密結合型マルチプロセッサシステムのプログラムデバッグ方法において、複数のプロセッサのうちの1つのプロセッサをデバッガ動作用プロセッサに割り当てて、残りのプロセッサでオペレーティング・システムおよびその他のプログラムを動作させ、前記デバッガ動作用プロセッサ上で、デバッガ用入出力装置のアクセスを制御するアクセス手段と、該アクセス手段を通じて前記デバッガ用入出力装置から入力したコマンドを解析して解析結果に基づく処理を行うデバッガ基本部と、該デバッガ基本部から指定されたプロセッサの動作を停止させるプロセッサ動作停止手段と、前記デバッガ基本部から指定されたプロセッサの動作を再開させるプロセッサ動作再開手段とを含むデバッガを動作させて、オペレーティング・システムのデバッグを進めるようにしたことを特徴とするマルチプロセッサシステムのプログラムデバッグ方法。
IPC (2件):
G06F 11/28
, G06F 15/16 450
引用特許:
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