特許
J-GLOBAL ID:200903033527808406

適応アレイアンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-060870
公開番号(公開出願番号):特開2000-353997
出願日: 2000年03月06日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】 マルチパス環境下で、伝送品質が著しく劣化した環境でも安定に指向性制御と波形等化を行う適応アレイアンテナ装置を提供する。【解決手段】 複数のアンテナ素子(A1011〜A101n)の出力を重み付け合成(A103)した後、自動周波数制御装置(A106)及び分数シンボル長適応トランスバーサルフィルタ(A107)を介して出力する。重み付け合成は、はじめに、固有ベクトルビームを形成する重みで行う。次いで、自動周波数制御装置及び分数シンボル長トランスバーサルフィルタにより同期を確立した後、2乗誤差最小法により決定される重みに切り換える。固有ベクトルビームのもとでの同期の確立のためのA/D変換のサンプリングは伝送レートの2倍以上の周波数で、そのタイミングは受信波のタイミングと無関係である。
請求項(抜粋):
複数のアンテナ素子と、上記各アンテナ素子に結合し、各アンテナ素子の信号を重み付け合成する重み付け合成回路と、上記各アンテナ素子に結合し、前記重み付け合成回路における各重みの値を計算する重み制御装置と、前記重み付け合成回路の出力を入力とする自動周波数制御装置と、前記自動周波数制御装置の出力信号を入力とする分数シンボル長間隔の適応トランスバーサルフィルタと、前記自動周波数制御装置で設定された周波数と前記トランスバーサルフィルタの重みの値を入力信号とする同期監視装置を具備し、前記重み制御装置は、各アンテナ素子間の相関値によりアンテナ素子間の相関行列を求め相関行列の最大固有値に対応した固有ベクトルを重みの値とする固有ベクトルビーム形成装置と、上記重み付け合成回路の出力信号と所望信号の誤差が最小となるように重みの値を決定する2乗誤差最小制御装置と、前記固有ベクトルビーム形成装置または2乗誤差最小制御装置を選択するためのスイッチとを有し、上記固有ベクトルビーム形成装置により重みの初期値を決定し、上記同期監視装置により、上記自動周波数制御装置及び上記分数シンボル長間隔の適応トランスバーサルフィルタの収束を確認した後、前記2乗誤差最小制御装置により重みを決定することを特徴とする適応アレイアンテナ装置。
IPC (6件):
H04B 7/08 ,  H01Q 3/26 ,  H03H 21/00 ,  H04B 7/005 ,  H04B 7/10 ,  H04B 7/26
FI (6件):
H04B 7/08 D ,  H01Q 3/26 Z ,  H03H 21/00 ,  H04B 7/005 ,  H04B 7/10 A ,  H04B 7/26 D
Fターム (42件):
5J021AA05 ,  5J021AA06 ,  5J021CA06 ,  5J021DB02 ,  5J021DB03 ,  5J021DB04 ,  5J021EA04 ,  5J021FA06 ,  5J021FA14 ,  5J021FA16 ,  5J021FA17 ,  5J021FA20 ,  5J021FA23 ,  5J021FA24 ,  5J021FA26 ,  5J021FA29 ,  5J021FA31 ,  5J021FA32 ,  5J021GA02 ,  5J021GA06 ,  5J021HA05 ,  5J023DA03 ,  5J023DB05 ,  5J023DC03 ,  5J023DD00 ,  5K046AA05 ,  5K046BA05 ,  5K046EE06 ,  5K046EE56 ,  5K059CC03 ,  5K059CC04 ,  5K059DD31 ,  5K059DD37 ,  5K059DD39 ,  5K059EE02 ,  5K067AA02 ,  5K067AA33 ,  5K067CC24 ,  5K067EE10 ,  5K067GG11 ,  5K067HH21 ,  5K067KK03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 適応受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-211234   出願人:日本電気株式会社

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