特許
J-GLOBAL ID:200903033535781223

車両用電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315376
公開番号(公開出願番号):特開平9-151780
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】車両の各種制御対象を機能的に分担して司る互いに独立した一対の電子制御ユニット(ECU)を有する電子制御装置において、各ECUの異常を適正に検出し、その異常箇所を具体的に特定すること。【解決手段】ECU10,11毎にメインCPU21,26とサブCPU22,27を設ける。両CPU21,26,22,27は互いに動作状態を監視し合う。メインCPU21,26は自己のECU10,11が正常なときランパル信号を通信線を介して相手側のECU11,10に送る。ECU10,11は両CPU21,26,22,27が正常なとき、別のランパルス信号を通信線を介して相手側のECU11,10に送る。ECU10,11は、相手側のECU11,10から送られる二つのランパルス信号を監視することにより、相手側のECU11,10の異常を検出する。
請求項(抜粋):
車両の運転に係る各種制御対象を機能的に分担して司る互いに独立した第1及び第2のコンピュータを備え、前記各コンピュータが各々の動作状態を互いに監視し合うようにした車両用電子制御装置において、前記各コンピュータの間で制御に必要な所定のデータを遣り取りするための通信線と、前記各コンピュータの間で前記動作状態の監視に必要な所定の信号を遣り取りするための監視線と、前記各コンピュータ毎に設けられ、所定の制御対象を機能的に分担して司るためのメインプロセッサと、前記各コンピュータ毎に設けられ、同一コンピュータにおける前記メインプロセッサの動作状態を監視するためのサブプロセッサと、前記各コンピュータにおいて前記メイン及びサブのプロセッサのそれぞれに設けられ、互いに監視に必要な所定の信号を遣り取りすることにより相手側のプロセッサの動作状態を監視するための監視手段と、前記各コンピュータ毎に設けられ、自己のコンピュータが正常であるときに、一定周期毎に反転する第1の動的な信号を前記所定のデータと共に前記通信線を介して遣り取りするための通信手段と、前記各コンピュータ毎に設けられ、前記メイン及びサブのプロセッサにおける前記各監視手段が相手側のプロセッサの動作状態を正常と示すときには、一定周期毎に反転する第2の動的な信号を前記監視線を介して相手側のコンピュータへ出力し、前記各監視手段が相手側のプロセッサの動作状態を正常と示さないときには、前記第2の動的な信号以外の信号を前記監視線を介して相手側のコンピュータへ出力するための監視結果出力手段と、前記各コンピュータ毎に設けられ、前記通信線及び前記監視線を介して送られる第1及び第2の動的な信号を監視することにより、相手側のコンピュータの異常を検出するための異常検出手段とを備えたことを特徴とする車両用電子制御装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 374 ,  B60R 16/02 650 ,  B60R 16/02 660 ,  G06F 11/30
FI (4件):
F02D 45/00 374 C ,  B60R 16/02 650 J ,  B60R 16/02 660 G ,  G06F 11/30 F
引用特許:
審査官引用 (3件)

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