特許
J-GLOBAL ID:200903033587875544

電気化学デバイス及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 逢坂 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-229658
公開番号(公開出願番号):特開2002-042832
出願日: 2000年07月28日
公開日(公表日): 2002年02月08日
要約:
【要約】【課題】 水素ガスを燃料とする燃料電池に、フラーレン誘導体をプロトン伝導体として用い、デバイス全体が軽量化、簡素化、小型化された電気化学デバイス及びその製造方法を提供すること。【解決手段】 ハウジング外枠5aとハウジング内枠5bからなる枠内に、水素をガス状態で実質的に透過しない構造の第1電極2と、第2電極3との間にフラーレン誘導体からなるプロトン伝導部1を挟持させて配置し、第1電極2を仕切り板6に密着させて構成する。これにより、第1電極2側に導入された水素ガス12が、プロトン伝導部1に触れることなく供給口7から第1電極2に供給され、この水素が第1電極2でプロトン化して第2電極3へ移動し、第2電極3側に導入された空気13と反応して発電する。したがって、プロトン伝導部1にガス不透過性を付与する必要がなく、加湿装置も不要であるため、プロトン伝導部1の薄膜化が可能になり、デバイスを軽量化、簡素化して小型化することができる。
請求項(抜粋):
水素が電子とプロトンへ解離する第1電極と、還元種が電子とプロトンを受取って酸化種へと変化する第2電極とを有し、前記第1電極と前記第2電極との間にプロトン伝導体が存在し、前記第1電極が、少なくとも水素をガス状態で実質的に透過しない構造となっていることを特徴とする、電気化学デバイス。
IPC (4件):
H01M 8/02 ,  H01M 4/86 ,  H01M 4/88 ,  H01M 8/10
FI (6件):
H01M 8/02 M ,  H01M 8/02 E ,  H01M 4/86 B ,  H01M 4/86 M ,  H01M 4/88 Z ,  H01M 8/10
Fターム (21件):
5H018AA06 ,  5H018AS02 ,  5H018AS03 ,  5H018BB07 ,  5H018BB08 ,  5H018CC06 ,  5H018DD08 ,  5H018EE02 ,  5H018EE03 ,  5H018EE04 ,  5H018EE05 ,  5H018EE10 ,  5H018EE17 ,  5H026AA06 ,  5H026BB04 ,  5H026CC01 ,  5H026CX04 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05 ,  5H026EE08 ,  5H026EE18
引用特許:
審査官引用 (9件)
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