特許
J-GLOBAL ID:200903033596833560

蓄圧式エンジンの燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-209180
公開番号(公開出願番号):特開平11-050899
出願日: 1997年08月04日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】蓄圧配管内の燃料圧力が目標圧力以上となった場合に、燃料圧力を効率良く低下させ、安定した燃焼を確保しうる蓄圧式エンジンの燃料噴射制御装置を提供する。【解決手段】ディーゼルエンジン1のインジェクタ2は各気筒共通のコモンレール4に接続され、コモンレール4は供給配管5を介してサプライポンプ6に接続されている。インジェクタ2は、その電磁弁3が駆動されることにより、各気筒♯1〜♯4への燃料噴射を実行するのみならず、電磁弁3が駆動された当初の間(無効噴射時間)は、燃料を開放しコモンレール4内の燃料圧力を低下させうる機構を有する。電子制御装置51は、最終噴射量が「0」であり、かつ、実際の燃圧が目標燃圧を超えている場合に、無効噴射制御時間の間、無効噴射制御を実行し、これにより、コモンレール4内の燃圧は低下する。無効噴射制御時間は、燃料温度が低いほど長い値に設定される。
請求項(抜粋):
サプライポンプから高圧燃料が供給され、該高圧燃料を蓄圧する蓄圧配管と、前記蓄圧配管に接続され、自身が駆動されることによりエンジンの気筒に燃料を噴射するとともに、自身が駆動された当初の無効噴射時間の間は燃料を開放し前記蓄圧配管内の燃料圧力を低下させうる機構を有する燃料噴射手段と、前記蓄圧配管内の燃料圧力を検出する燃圧検出手段を含んでなり、エンジンの状態を検出するための状態検出手段と、前記状態検出手段の検出結果に基づき、目標噴射時間を算出する目標噴射時間算出手段と、前記目標噴射時間算出手段の算出結果に基づき、前記燃料噴射手段を制御して、前記蓄圧配管からの燃料を気筒に噴射する噴射制御手段と、前記状態検出手段の検出結果に基づき、目標燃圧を算出する目標燃圧算出手段と、前記燃圧検出手段により検出された実際の燃料圧力が前記目標燃圧算出手段により算出された目標燃圧以上となったとき、所定の無効噴射制御時間の間、前記燃料噴射手段を制御して、前記蓄圧配管内の燃料圧力を低下させる燃圧低下制御手段とを備えた蓄圧式エンジンの燃料噴射制御装置であって、前記状態検出手段の検出結果に基づき、前記無効噴射制御時間を設定する無効噴射制御時間設定手段を設けたことを特徴とする蓄圧式エンジンの燃料噴射制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/40 ,  F02D 41/06 395 ,  F02M 47/02
FI (3件):
F02D 41/40 F ,  F02D 41/06 395 ,  F02M 47/02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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