特許
J-GLOBAL ID:200903033608460846

情報処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-086763
公開番号(公開出願番号):特開平10-283120
出願日: 1997年04月04日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 ディスクI/O処理時間の大半を占めるシーク処理を短縮して、レスポンスタイム並びにI/Oスループットを向上させることができる。【解決手段】 ディスク2のセクタにデータを書き込む際、最後にアクセスしたセクタの最も近くの空きセクタについてデータを書き込むように構成して、ディスク2に対する書き込む処理を、現在のヘッド位置(最後にアクセスしたヘッド位置)に最も近い空きセクタに対して行う。
請求項(抜粋):
アプリケーションプログラムと、アプリケーションプログラムとやり取りするオペレーティングシステムと、オペレーティングシステムとやり取りするディスクドライバプログラムと、ディスクドライバプログラムにより論理セクタアドレス、物理セクタアドレス及びタイムスタンプ値が設定されるアドレスマップと、ディスクドライバプログラムにより物理セクタアドレス及びビットが設定されるフリービットマップと、ディスクドライバプログラムにより最後にアクセスしたセクタの物理セクタアドレスが設定される最終アクセスセクタ位置保持レジスタと、ディスクドライバプログラムによりタイムスタンプ値が設定されるタイムスタンプ値保持レジスタとを有する情報処理装置と、情報処理装置に接続されたディスク型記憶装置とから構成された情報処理システムにおいて、ディスクドライバプログラムは、オペレーティングシステムからディスク型記憶装置の論理セクタアドレスに対して書き込み処理が要求された場合、アドレスマップからその論理セクタアドレスに対応する物理セクタアドレスを検索し、その検索した物理セクタアドレスに対応するフリービットマップのエントリのビットをフリーに設定し、ディスクドライバプログラムは、フリービットマップから最終アクセスセクタ位置保持レジスタに設定された最後にアクセスしたセクタの物理セクタアドレスに最も近い物理セクタアドレスの空きセクタを検索し、検索した空きセクタに対応するフリービットマップの物理セクタアドレスのエントリのビットを使用中に設定し、ディスクドライバプログラムは、書き込み処理が要求されている論理セクタアドレスに対応するアドレスマップのエントリに検索した空きセクタの物理セクタアドレスを設定し、ディスクドライバプログラムは、オペレーティングシステムから転送されたデータを、書き込み処理が要求される論理セクタアドレスと、タイムスタンプ値保持レジスタが保持するタイムスタンプ値とともに、検索した空きセクタに書き込み、ディスクドライバプログラムは、データを書き込んだディスク型記憶装置の空きセクタの物理セクタアドレスを最終アクセスセクタ位置保持レジスタに設定するとともに、タイムスタンプ値保持レジスタのタイムスタンプ値をインクリメントすることを特徴とする情報処理システム。
IPC (2件):
G06F 3/06 302 ,  G06F 3/06 301
FI (2件):
G06F 3/06 302 Z ,  G06F 3/06 301 J
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 間接アクセス記憶装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-257726   出願人:ヒューレット・パッカード・カンパニー
  • ディスクへの情報格納方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-081976   出願人:株式会社リコー
  • 特開平4-007630
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