特許
J-GLOBAL ID:200903033627751096

アルミニウム合金製熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-009956
公開番号(公開出願番号):特開2001-050690
出願日: 2000年01月13日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 チューブ2の素材の薄肉化を実現することにより、低コストにて軽量で、しかも耐食性に優れたアルミニウム合金製冷媒蒸発器を提供する。【解決手段】 Al-Mn合金系の芯材21の一端面に、芯材21よりも電位的に卑なアルミニウム合金製の犠牲陽極材22をクラッドし、且つ芯材21の他端面に、Al-Si合金系のろう材23をクラッドしたアルミニウム三層クラッド合金材を、一様に加工硬化して薄い平板の加工硬化材20を製造した後に、その加工硬化材20を、犠牲陽極材22側が空気(腐食生成流体)側になるように、更に、ろう材23側が冷媒(腐食非生成流体)側になるように曲げ加工してチューブ2を製造した。そして、チューブ2とアウタフィンとを交互に複数積層し、各チューブ2の両端部を別部品のタンク部に差し込んで、一体ろう付けすることによりアルミニウム合金製冷媒蒸発器を製造した。
請求項(抜粋):
一体ろう付けにて製造されるアルミニウム合金製熱交換器の製造方法において、(a)少なくともマンガンを含有するアルミニウム合金よりなる芯材の一方に、前記芯材よりも電位的に卑なアルミニウム合金よりなる犠牲陽極材をクラッドし、且つ前記芯材の他方に、アルミニウム合金よりなるろう材をクラッドしたアルミニウム三層クラッド合金材を、一様に加工硬化する第1工程と、(b)前記アルミニウム三層クラッド合金材によって構成されたプレートのうち前記犠牲陽極材側が腐食生成流体側になるように、更に、前記ろう材側が腐食非生成流体側になるように絞り加工して、前記プレートに流路部およびタンク部を成形する第2工程と、(c)前記流路部および前記タンク部を成形したプレートのみを複数積層してアルミニウム合金製積層体を形成する第3工程とを備えたことを特徴とするアルミニウム合金製熱交換器の製造方法。
IPC (3件):
F28F 21/08 ,  B23K 1/00 330 ,  F28F 1/32
FI (3件):
F28F 21/08 D ,  B23K 1/00 330 H ,  F28F 1/32 B
引用特許:
審査官引用 (6件)
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