特許
J-GLOBAL ID:200903033657734706
空気入りラジアルタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 西元 勝一
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-381958
公開番号(公開出願番号):特開2006-188094
出願日: 2004年12月28日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
【課題】本発明は、空気入りラジアルタイヤにおいて、耐摩耗性を犠牲にすることなく初期応答性を高めることを目的とする。【解決手段】コーナリング時アウト側における車輌装着内側の周方向接地長LBが、車輌装着外側の周方向接地長LAと同等となり、トレッド踏面の接地圧分布が均一化されて接地性が改善され、微少舵角の入力に対して横力がリニアに発生する。外側ショルダー領域陸部列20Aと内側ショルダー領域陸部列20Bとで、副主溝22,24の設定位置を変え、外側副陸部列26のタイヤ軸方向幅WAを、内側副陸部列28のタイヤ軸方向幅WBよりも大きく設定しているので、摩耗性能と初期応答性を両立させることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
トレッドに、タイヤ周方向に形成された周方向主溝と、該周方向主溝と交差する方向かつタイヤ周方向に配列して形成された横主溝と、該横主溝及び前記周方向主溝により区画された陸部がタイヤ周方向に連なって形成された陸部列とを備え、前記トレッドが車輌装着内側と車輌装着外側とで非対称のパターンに形成された空気入りラジアルタイヤであって、
正規リムに組み付け正規内圧を充填し正規荷重を作用させた状態において、車輌装着時における外側接地端からタイヤ赤道面までの距離をAとし、車輌装着時における内側接地端からタイヤ赤道面までの距離をBとすると、タイヤ赤道面から車輌装着内側に0.8Bの位置における周方向接地長が、タイヤ赤道面から車輌装着外側に0.8Aの位置における周方向接地長の75乃至90%であり、
タイヤ赤道面におけるトレッド踏面と前記内側接地端におけるトレッド踏面とのタイヤ半径方向落差である内側落ち量を前記距離Bで除してなる内側落ち率が、前記タイヤ赤道面における前記トレッド踏面と前記外側接地端におけるトレッド踏面とのタイヤ半径方向落差である外側落ち量を前記距離Aで除してなる外側落ち率に対し105乃至120%であり、
車輌装着内側に位置する内側ショルダー領域陸部列及び車輌装着外側に位置する外側ショルダー領域陸部列には、タイヤ周方向の内側副主溝及び外側副主溝が夫々形成され、
前記外側ショルダー領域陸部列における前記外側副主溝の前記タイヤ赤道面側領域である外側副陸部列のタイヤ軸方向幅が、前記内側ショルダー領域陸部列における前記内側副主溝の前記タイヤ赤道面側領域である内側副陸部列のタイヤ軸方向幅に対し105乃至135%であること、
を特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/04
, B60C 11/00
, B60C 11/13
FI (4件):
B60C11/04 C
, B60C11/00 Z
, B60C11/04 A
, B60C11/04 H
引用特許:
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