特許
J-GLOBAL ID:200903033699078620

フィールド・エミッション・ディスプレイ用の被覆スペーサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 進介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148559
公開番号(公開出願番号):特開平10-074471
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 フィールド・エミッション・ディスプレイ201用のスペーサ200を提供する。【解決手段】 スペーサ200は、低部抵抗性領域220および上部絶縁性領域222を含む。スペーサ200は、部材の下端部と、スペーサ200の全高h1よりも低い高さとの間に延在する抵抗性コーティング212でコーティングされた部材210を有する。絶縁性コーティング218は部材210上に形成され、抵抗性コーティング212の上端部と部材210の上端部との間に延在する。抵抗性コーティング212は、スペーサ200の低部抵抗性領域220上で2以下の二次電子収率を有する。絶縁性コーティング218は、スペーサ200の上部絶縁性領域222上で0.75〜2の二次電子収率を有する。
請求項(抜粋):
フィールド・エミッション・ディスプレイ(201,301,401,501,601)用のスペーサ(200,300,400,500,600)であって:0.5〜3ミリメートルの範囲内の第1高さを有する部材(210,310,410,510,610)であって、誘電材料からなり、かつ上端部,下端部および側面を有する部材(210,310,410,510,610);前記側面の一部上に形成され、前記部材(210,310,410,510,610)の前記下端部から前記部材(210,310,410,510,610)の前記第1高さよりも小さい第2高さまで延在し、それにより前記スペーサの低部抵抗性領域(220,320,420,520,620)を画定する抵抗性コーティング(212,312,412,512,612)であって、前記部材(210,310,410,510,610)の前記下端部と前記第2高さとの間に存在する動作電圧の範囲において2以下の二次電子収率を有する材料からなる抵抗性コーティング(212,312,412,512,612);によって構成され、前記抵抗性コーティング(212,312,412,512,612)は、前記スペーサ(200,300,400,500,600)が前記フィールド・エミッション・ディスプレイ(201,301,401,501,601)の電界内に配置される際に、電荷を逃がすための導電経路となり、および前記抵抗性コーティング(212,312,412,512,612)の前記低い二次電子収率は、電子カスケードおよび二次電子放出なだれを最小限に抑えることにより、表面フラッシュオーバおよび表面リークを抑えることを特徴とするスペーサ(200,300,400,500,600)。
IPC (4件):
H01J 29/87 ,  G02F 1/1339 ,  G09F 9/30 320 ,  H01J 31/12
FI (4件):
H01J 29/87 ,  G02F 1/1339 ,  G09F 9/30 320 ,  H01J 31/12 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電子線装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-157962   出願人:キヤノン株式会社
  • 表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-347094   出願人:双葉電子工業株式会社

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