特許
J-GLOBAL ID:200903033712537672

データ消失訂正方法とその回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-081246
公開番号(公開出願番号):特開平6-197026
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 リード・ソロモン符号を用いたデータ消失訂正を、簡単な回路構成で正確に迅速に行う。【構成】 データ消訂正回路は、ユークリッド互助法に基づく割り算を行う1つの割り算ユニットDIVと、4t(tは誤り訂正可能なシンボル数、2tはパリティシンボル数)個の演算ユニットPEおよび(8t+2)個の並列に設けられたレジスタA、Bを有する乗算ユニットMLTを有する。この回路において、第1段階としてエラーフラグから消失位置Uを算出し、受信コードからシンドロームSを算出した後、第2段階としてε(εは消失シンボル数)ステップ内に消失位置多項式uと修正シンドロームTを同時的に算出し、第3段階として(2t-ε)ステップ内に誤り評価多項式ω、誤り位置多項式σとその修正誤り位置多項式σを算出し、第4段階としてこれらの積多項式U・Xを算出し、第5段階としてエラー位置を算出する。つまり、このデータ消失訂正回路においては、2ステップ的に総合的な誤り位置多項式と誤り評価多項式を算出する。
請求項(抜粋):
所定の符号化方式によって符号化された符号を用いてデータの消失データの訂正を行うデータ消失訂正方法であって、符号全体の誤りを消失位置及びその消失位置の消失パターン、ならびに、消失シンボル以外の誤り位置およびその誤り位置の消失パターンで表すとき、受信信号rとパリテイ検査行列Hとの積として、(2t-1)次のシンドローム多項式S(X)およびその係数Siを計算するステツプと、少なくともエラーフラグにより既知である消失位置Ui および上記シンドローム多項式の係数Si とにより、消失位置多項式u(X)の係数ui および修正シンドローム多項式T(X)の係数Ti を同時に計算するステツプと、上記消失位置多項式u(X)の係数ui および上記修正シンドローム多項式T(X)の係数Ti とより、誤り位置多項式σ(X)と消失位置多項式u(X)との積多項式の係数σiを導出するステツプと、上記積多項式と上記シンドローム多項式S(X)とより求まる総合的な誤り位置多項式ω(X)と上記積多項式とより、受信信号を訂正するステツプとを有するデータ消失訂正方法。
IPC (2件):
H03M 13/00 ,  G06F 11/10 330
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-186620
  • 特開昭63-316524
  • 特開昭63-316525
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