特許
J-GLOBAL ID:200903033728598434
リチウム二次電池、リチウム二次電池用正極活物質及びリチウム二次電池用正極材料
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-143493
公開番号(公開出願番号):特開2003-338281
出願日: 2002年05月17日
公開日(公表日): 2003年11月28日
要約:
【要約】【課題】 リチウムニッケル複合酸化物の熱安定性を改良する。【解決手段】 リチウムニッケル複合酸化物を含有する正極、負極、及び電解質を有する電池要素と、前記電池要素を収納する形状可変性ケースとを有するリチウム二次電池において、所定の測定条件によるX線光電子分光測定(X-rayphotoelectron spectroscopy)における前記リチウムニッケル複合酸化物のNi2p3/2ピークの結合エネルギー値を855.5eV以上とする。
請求項(抜粋):
リチウムニッケル複合酸化物を含有する正極、負極、及び電解質を有する電池要素と、前記電池要素を収納する形状可変性ケースとを有するリチウム二次電池において、下記測定条件によるX線光電子分光測定(X-rayphotoelectron spectroscopy)における前記リチウムニッケル複合酸化物のNi2p3/2ピークの結合エネルギー値が855.5eV以上であることを特徴とするリチウム二次電池。(X線光電子分光測定の測定条件)(1)Ni2p3/2ピークの評価に用いるX線光電子分光装置の調整X線光電子分光装置内にてArイオンを照射して清浄化した銀板表面に、単色化Al-Kα線(14kV、450W)を照射し、PassEnergy=23.50eV、(測定面積0.8mm径、)取出角75度の条件で測定した場合に、Ag3d5/2の半値幅が0.71eVとなるように、X線光電子分光装置を調整する。(2)リチウムニッケル複合酸化物の測定及びNi2p3/2ピークの結合エネルギー値の特定手順金属板上に粉末状態のリチウムニッケル複合酸化物をふりかけ、リチウムニッケル複合酸化物粉末の表面を平滑になるようにした後、前記金属板ごと測定用ホルダーに固定し、測定に供する。測定のための光源には単色化Al-Kα線(14kV、150W)を用い、PassEnergy=29.35eV、(データ取込間隔0.125eV/step、測定面積0.8mm径、)取出角45度に設定して、測定を行う。ここで、帯電補正のために電子中和銃を用いる。C1sスペクトル上の炭酸由来ピークトップ289.6eVを基準にして、結合エネルギー軸を補正する。Ni2p3/2ピークの低結合エネルギー側の裾に合わせてGauss-Lorents混合ピーク(Gauss90-100%、半値幅2.6-2.7eV)を合成し、その合成ピークのトップをNi2p3/2ピークの結合エネルギー値とする。
IPC (3件):
H01M 4/58
, H01M 2/02
, H01M 10/40
FI (3件):
H01M 4/58
, H01M 2/02 K
, H01M 10/40 A
Fターム (52件):
5H011AA13
, 5H011AA17
, 5H011CC02
, 5H011CC06
, 5H011CC10
, 5H011DD03
, 5H011DD13
, 5H011DD14
, 5H029AJ12
, 5H029AJ15
, 5H029AK02
, 5H029AK03
, 5H029AK05
, 5H029AK16
, 5H029AK18
, 5H029AL02
, 5H029AL06
, 5H029AL07
, 5H029AL12
, 5H029AM02
, 5H029AM03
, 5H029AM04
, 5H029AM05
, 5H029AM07
, 5H029DJ02
, 5H029DJ09
, 5H029EJ12
, 5H029HJ00
, 5H029HJ14
, 5H050AA10
, 5H050AA15
, 5H050AA20
, 5H050BA17
, 5H050CA02
, 5H050CA08
, 5H050CA09
, 5H050CA11
, 5H050CA20
, 5H050CA29
, 5H050CB02
, 5H050CB07
, 5H050CB08
, 5H050CB12
, 5H050CB29
, 5H050DA13
, 5H050DA14
, 5H050DA18
, 5H050EA10
, 5H050EA23
, 5H050EA24
, 5H050HA00
, 5H050HA14
引用特許:
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