特許
J-GLOBAL ID:200903034229573567

リチウム二次電池用正極活物質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊地 精一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-303610
公開番号(公開出願番号):特開2000-133249
出願日: 1998年10月26日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 放電容量が大きく、サイクル特性が良好で、しかも熱安定性に優れたリチウム二次電池用正極活物質に適したNi系リチウム含有複合金属酸化物の工業的製造法の提供。【解決手段】 一般式、Lix Niy Mz O2 (ただし、0.94≦x≦1.06、0.98≦y+z≦1.02、0.70≦y≦0.95;MはCo、Mn、Fe、Mg、Al、Ti、Cr、Sn、In、Cu、V、Zn、Mo、Bのうちの1種または2種以上を表す。)の製造において、原料の焼成を?@脱水反応として酸素気流中または脱湿、脱炭酸ガスした空気または不活性ガス気流中で1時間以上かけて徐々に昇温しながら反応温度430〜550°C、保持時間10分以上に保持し、?A酸化結晶化反応として酸素気流中または脱湿、脱炭酸ガス処理した空気の気流中で反応温度700〜850°C、保持時間20時間以上の2段階に分けて行うことを特徴とするリチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
請求項(抜粋):
一般式(1) Lix Niy Mz O2 ・・・・・(1)(ただし、0.94≦x≦1.06、0.98≦y+z≦1.02、0.70≦y≦0.95;MはCo、Mn、Fe、Mg、Al、Ti、Cr、Sn、In、Cu、V、Zn、Mo、Bのうちの1種または2種以上を表す。)の製造において、ニッケル化合物とコバルト、マンガン、鉄、マグネシウム、アルミニウム、チタン、クロム、錫、インジウム、銅、バナジウム、亜鉛、モリブデン、ホウ素からなる群より選ばれた1種または2種以上の元素を含む非ニッケル系金属化合物とリチウム化合物の焼成を?@脱水反応として酸素気流中または脱湿、脱炭酸ガスした空気または不活性ガス気流中で、1時間以上かけて徐々に昇温しながら反応温度430〜550°C、保持時間10分以上に保持した後、?A酸化結晶化反応として酸素気流中または脱湿、脱炭酸ガス処理した空気の気流中で反応温度700〜850°C、保持時間20時間以上の2段階に分けて行うことを特徴とするリチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
IPC (4件):
H01M 4/04 ,  C01G 53/00 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40
FI (4件):
H01M 4/04 A ,  C01G 53/00 A ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40 Z
Fターム (17件):
4G048AA04 ,  4G048AA05 ,  4G048AB05 ,  4G048AC06 ,  4G048AE05 ,  4G048AE07 ,  5H029AJ03 ,  5H029AJ05 ,  5H029AK03 ,  5H029CJ02 ,  5H029CJ08 ,  5H029CJ11 ,  5H029CJ28 ,  5H029DJ17 ,  5H029EJ03 ,  5H029EJ05 ,  5H029HJ02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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