特許
J-GLOBAL ID:200903033730785780

射出成形機のノズルタッチ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-024516
公開番号(公開出願番号):特開2008-188829
出願日: 2007年02月02日
公開日(公表日): 2008年08月21日
要約:
【課題】圧力源を必要とせず、簡便な構成で好適なノズルタッチを行なうことが可能な射出成形機のノズルタッチ機構を提供する。【解決手段】ノズル4aを金型K1に所定の押付力で密着させるための押付力調整機構7が、第1シリンダ部15と、第2シリンダ部16と、圧力検出手段21と、切替弁20と、制御装置22とを備え、射出ユニット4の進退時には、第2シリンダ部16のピストン16bで区画された前方側の第2圧力室R1と後方側の第3圧力室R2を連通させ、射出ユニット4を進出させノズル4aが金型K1に当接した際には、第1シリンダ部15の第1圧力室S2の圧力が第1の圧力レベルに達するとともに、第1圧力室S2と第2圧力室R1を連通させ、連通した第1圧力室S2と第2圧力室R1との圧力が、ノズル4aを金型K1に所定の押付力で密着させる第2の圧力レベルに達するとともに、電動機11の駆動を停止させて所定の押付力を保持する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
射出ユニットを固定盤に対し前後に進退させ、前記射出ユニットのノズルを前記固定盤に取り付けた金型に密着もしくは離間させる射出成形機のノズルタッチ機構において、 前記射出ユニットを進退させるための進退駆動機構と、前記ノズルを前記金型に所定の押付力で密着させるための押付力調整機構とを備えており、 前記進退駆動機構は、駆動源の電動機と、前記固定盤に繋げられ前記電動機の駆動によって回転するネジ軸と、前記ネジ軸の回転によって進退するナット部材とを備え、 前記押付力調整機構は、前記射出ユニット及び前記ナット部材に繋がる第1シリンダ部と、前記固定盤及び前記射出ユニットに繋がる少なくとも1つの第2シリンダ部と、前記第1シリンダ部のピストンで区画された後方側の第1圧力室の圧力を検出する圧力検出手段と、前記第1圧力室と前記第2シリンダ部のピストンで区画された前方側の第2圧力室と後方側の第3圧力室とにそれぞれ繋がる切替弁と、前記圧力検出手段の検出結果を基に前記切替弁と前記電動機の駆動を制御する制御装置とを備え、 前記射出ユニットの進退時には、前記第2圧力室と前記第3圧力室とを連通させ、前記射出ユニットを前進させて前記ノズルが前記金型に当接することによって前記第1圧力室の圧力が予め設定した第1の圧力レベルに達した際には、前記第1圧力室と前記第2圧力室を連通させるように前記切替弁を制御し、 前記第1の圧力レベルに達した前記第1圧力室の圧力が、さらなる前記電動機の駆動によって前記ノズルを前記所定の押付力で密着させる第2の圧力レベルに達した際には、前記所定の押付力を保持するように前記電動機の駆動を停止させることを特徴とする射出成形機のノズルタッチ機構。
IPC (4件):
B29C 45/20 ,  B29C 45/76 ,  B22D 17/20 ,  B22D 17/32
FI (4件):
B29C45/20 ,  B29C45/76 ,  B22D17/20 M ,  B22D17/32 Z
Fターム (12件):
4F206AP027 ,  4F206AR023 ,  4F206AR024 ,  4F206JA07 ,  4F206JD03 ,  4F206JM03 ,  4F206JN09 ,  4F206JT03 ,  4F206JT12 ,  4F206JT24 ,  4F206JT32 ,  4F206JT38
引用特許:
出願人引用 (2件)

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