特許
J-GLOBAL ID:200903033748469223

踏切制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000995
公開番号(公開出願番号):特開平11-192950
出願日: 1998年01月06日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 踏切からその進路前方の閉塞境界までの距離が短い場合にも後続車両に対して適切な踏切警報時間を確保し、踏切開扉時間を大きくし得る踏切制御装置を提供する。【解決手段】 踏切制御装置の制御回路(4)は、先行車両(71)が警報終止点(P2)を通過したことを示す第2の検知信号(S2)を入力した時に後続車両(72)が踏切警報区間(L1)に在線する場合は、後続車両(72)が踏切(5)に到達するまでの踏切到達予測時間(Tb)が最小踏切警報時間(Ts)よりも長い差の時間(td)だけは踏切警報信号(S4)を停止する。
請求項(抜粋):
踏切警報区間(L1)と、第1の車両検知器と、第2の車両検知器と、制御回路(4)とを含む踏切制御装置であって、踏切警報区間(L1)は、複数の閉塞区間(1T〜4T)と、警報開始点(P1)と、警報終止点(P2)とを含み、進路前方に位置する閉塞区間(4T)が踏切(5)を含む踏切閉塞区間(4T)となり、警報開始点(P1)が踏切閉塞区間(4T)の進路後方に位置する閉塞区間の一つ(1T)に設けられ、警報終止点(P2)が踏切閉塞区間(4T)内において踏切(5)の進路前方に設けられており、第1の車両検知器は、警報開始点(P1)付近に設けられ、この警報開始点(P1)を通過する車両を検知し、第1の検知信号(S1)を出力するものであり、第2の車両検知器は、警報終止点(P2)付近に設けられ、この警報終止点(P2)を通過する車両を検知し、第2の検知信号(S2)を出力するものであり、制御回路(4)は、後続車両(72)に対して与えられるべき最小踏切警報時間(Ts)を記憶しており、先行車両(71)に対する第1の検知信号(S1)を入力した場合に、踏切警報信号(S4)を出力し、先行車両(71)に対する第2の検知信号(S2)を入力した時に後続車両(72)が踏切警報区間(L1)に在線する場合は、後続車両(72)が踏切(5)に到達するまでの踏切到達予測時間(Tb)が前記最小踏切警報時間(Ts)よりも長い差の時間(td)だけは踏切警報信号(S4)を停止することを特徴とする踏切制御装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 踏切制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-128601   出願人:西武鉄道株式会社, 日本信号株式会社
  • 特開昭63-269775
  • 特開昭62-173369
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