特許
J-GLOBAL ID:200903033758637264

自動利得調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 将高
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125697
公開番号(公開出願番号):特開平9-311696
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 発話者の声の大小の変動やマイクロホンとの距離の変動にかかわらず目的音声のみを適切な音量で歪なく受聴できるようにすることである【解決手段】 入力信号を雑音抑圧処理手段100により暗騒音を抑圧してから、雑音を判定されたフレームの雑音抑圧後の残留雑音の実効値から圧縮と伸長の境目であるしきい値を決定し、次に、あるフレームの圧縮率を求めるためそのフレームを含めて過去数秒分のフレームの実効値の平滑化を行う。平滑化された実効値から圧縮率を計算し、しきい値と目標平均実効値から必要な利得とともに各入力フレームに乗算し、再合成,出力する構成を特徴としている。
請求項(抜粋):
拡声通話装置や難聴者が使用する補助受聴装置等の音響機器における自動利得調整装置であって、入力信号中の背景雑音である暗騒音のレベルと平均パワースペクトルを測定し、暗騒音の平均パワースペクトルに基づいて暗騒音を抑圧する雑音抑圧処理手段と、前記暗騒音のレベルに基づいて圧縮,伸長のしきい値を更新するしきい値算出手段と、前記入力信号の実効値を計算する実効値算出手段と、前記入力信号の実効値の平滑化を行う実効値平滑化手段と、平滑化された実効値から圧縮比を計算する圧縮比算出手段と、目標とする出力の平均実効値を得るのに必要な利得を計算する利得算出手段と、入力信号に前記圧縮比算出手段で求めた圧縮比と前記利得算出手段で求めた利得とを乗算し、その乗算された信号を出力する乗算手段と、を備えたことを特徴とする自動利得調整装置。
IPC (3件):
G10L 3/02 ,  H04B 15/00 ,  H04R 3/00 310
FI (3件):
G10L 3/02 G ,  H04B 15/00 ,  H04R 3/00 310
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 電話通信網における暗騒音の補正
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-319739   出願人:エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション
  • 特開平1-288199
  • 特公平1-045769
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