特許
J-GLOBAL ID:200903033788148314

インジウムの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-022836
公開番号(公開出願番号):特開2006-206990
出願日: 2005年01月31日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】 簡単な工程で、安価に、短時間で且つ高回収率で高純度のインジウムを回収することができる、インジウム回収方法を提供する。【解決手段】 ITOターゲット屑などのインジウム含有物を解砕した後、所定の粒径より大きい粗粒が所定の割合以下になるまで粉砕し、その後、酸で溶解し、この溶解液にアルカリを加えてpHが0.5〜4になるように中和し、60〜70°Cの温度で3時間以上熟成させ、溶解液中の所定の金属イオンを水酸化物として析出させて除去し、次いで、これに硫化水素ガスを吹き込み、次工程の電解に有害な金属イオンを硫化物として析出除去した後、この溶解液を電解液としてインジウムメタルを電解採取することにより、高純度のインジウムを回収する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
インジウム含有物を所定の粒径より大きい粗粒が所定の割合以下になるまで粉砕する粉砕工程と、得られた粉体を酸で溶解する溶解工程と、得られた溶解液にアルカリを加えてpHが0.5〜4になるように中和し、溶解液中の所定の金属イオンを水酸化物として析出させて除去する中和工程と、得られた中和後液を所定の温度で所定時間熟成させる熟成工程と、得られた熟成後液に硫化水素ガスを吹き込み、金属イオンを硫化物として析出除去する硫化工程と、得られた硫化後液を電解元液としてインジウムメタルを電解採取する電解採取工程とを含むことを特徴とする、インジウムの回収方法。
IPC (4件):
C22B 58/00 ,  C22B 7/00 ,  C22C 28/00 ,  C25C 1/22
FI (4件):
C22B58/00 ,  C22B7/00 G ,  C22C28/00 B ,  C25C1/22
Fターム (17件):
4K001AA15 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001CA02 ,  4K001DB02 ,  4K001DB03 ,  4K001DB04 ,  4K001DB05 ,  4K001DB21 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24 ,  4K058AA21 ,  4K058BA07 ,  4K058BB04 ,  4K058CA03 ,  4K058CA30 ,  4K058FC07
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る