特許
J-GLOBAL ID:200903033833050215

時間変動の補償を含む多段エコー相殺器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-137335
公開番号(公開出願番号):特開平8-331022
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、通信回路及び音響環境内でのエコーの相殺、より詳細には、エコーパス内の時間変動の補償に関する。【解決手段】 音響エコーが第一のエコー相殺器と、少なくとも第二のエコー相殺器を採用することによって相殺される。第一のエコー相殺器は、相対的に長い第一のインパルス応答合成機能を持ち、送信路と受信路との間に接続され、第一のエラー信号を生成するため、および送信路内のエコー信号を相殺するために使用される。少なくとも第二のエコー相殺器は、相対的に短い第二のインパルス応答合成機能を持ち、遅延ユニットと直列に接続される。この直列接続は、送信路と受信路との間に第一エコー相殺器と並列に接続される。第二のエコー相殺器は、第一のエコー相殺器からの第一のエラー信号を供給され、これに応答して、第一のエコー相殺器と同時に、ただし独立的に、送信路内のエコーをさらに相殺する動作を適応的に遂行する。
請求項(抜粋):
音響エコー相殺器装置であって、この装置が:受信路;送信路;および前記の受信路と送信路との間に接続された第一のエコー相殺器手段を含み、このエコー相殺器手段が第一のエラー信号を生成するため、および前記の送信路内のエコー信号を相殺するための第一のインパルス応答合成機能を持ち;この装置がさらに一つの入力と一つの出力を持つ遅延手段を含み、この入力が前記の受信路に受信路上の入り信号を遅延するために接続され;この装置がさらに少なくとも第二のエコー相殺器手段を含み、この第二のエコー相殺器手段が前記の第一のエコー相殺器手段の前記の第一のインパルス応答合成機能と比較して短い第二のインパルス応答合成機能を持ち、この第二のエコー相殺器手段が前記の遅延手段および前記の送信路に直列に接続され、前記の遅延手段と前記の少なくとも一つの第二のエコー相殺器手段の直列接続が前記の受信路と送信路との間で前記の第一のエコー相殺器手段と並列に接続され、前記の少なくとも第二のエコー相殺器手段に前記の第一のエラー信号が供給され、前記の第一のエコー相殺器と同時的に、ただし、独立して、前記の送信路内のエコー信号をさらに相殺するために、適応的に動作し、前記の遅延手段が前記の少なくとも第二のエコー相殺器手段の第二のインパルス応答合成機能を前記の第一のエコー相殺器手段の前記の第一のインパルス応答合成機能と時間的に整合させるための遅延を提供することを特徴とする音響エコー相殺器装置。
IPC (5件):
H04B 3/23 ,  H03H 21/00 ,  H04M 9/08 ,  H04R 3/02 ,  G10L 3/02 301
FI (5件):
H04B 3/23 ,  H03H 21/00 ,  H04M 9/08 ,  H04R 3/02 ,  G10L 3/02 301 C
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭58-081346
  • 特開昭63-073724
  • 特開平2-039730
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