特許
J-GLOBAL ID:200903033873369354

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-167876
公開番号(公開出願番号):特開平8-336521
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】連続的に回転するスキャナ回転部に電源からX線管側へ電力を供給する手段を備えたX線CT装置において、該電力供給手段に非接触給電手段を具備させることにより、その保守点検を容易にすると共に、装置全体の信頼性を向上する。【構成】スキャナ回転部8に設けられた電源1からX線管5側へ電力を供給する手段として、インバータ2の出力側に接続されると共にスキャナの固定枠8aに配置され、複数の巻線に分割された第一の巻線20aと、この第一の巻線20aに対向して配置され、高電圧変圧器3の入力側に接続され、複数の巻線に分割された第二の巻線20bとを組み合わせてなる電磁誘導送電手段19を設けたものである。【効果】これにより、電磁誘導作用によって非接触で所要の電力を供給することができ、電力供給部の摩耗や腐食を防止し、電力供給手段の保守点検を容易にすると共に、装置全体の信頼性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
直流電圧を発生する電源と、該電源からの直流電圧を交流に変換するインバータと、該インバータからの交流電圧を昇圧する高電圧変圧器と、該高電圧変圧器の出力電圧を整流する整流器、該整流器からの直流電圧を供給されてX線を放射するX線管と、該X線管から放射され被検体を透過した透過X線量分布を検出すると共にその検出信号を増幅するX線検出部と、前記X線管と前記X線検出部とを対向させて被検体の周りに回転させるスキャナ回転部と、該スキャナ回転部のX線検出部からの出力信号を処理して診断部位の断層像を再構成する画像処理装置と、該画像処理装置からの出力信号を入力して断層像を表示する画像表示装置と、前記スキャナ回転部には電源からX線管側へ電力を供給する手段とを備えて成るX線CT装置において、前記電力供給手段が、前記インバータの出力側に接続され、かつ前記スキャナの固定枠に配置された第一の巻線と、前記高電圧変圧器の入力側に接続され、かつ前記スキャナ回転部の回転枠に前記第一の巻線に対向して配置された第二の巻線との組み合わせから成り、前記第一の巻線により生成された主磁束が前記第二の巻線により形成される主要導磁器に導かれるように構成されたことを特徴とするX線CT装置。
IPC (2件):
A61B 6/03 321 ,  H05G 1/20
FI (2件):
A61B 6/03 321 A ,  H05G 1/20
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-371142
  • 回転体への給電機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-197875   出願人:株式会社島津製作所
  • 特開平2-224746
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