特許
J-GLOBAL ID:200903033875970543

車両用制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014300
公開番号(公開出願番号):特開平9-202281
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 2次マスタシリンダの油圧室から入力ポートを経て1次マスタシリンダ側へ圧油が逆流することによるキックバック現象の緩和と、1次マスタシリンダ側から2次マスタシリンダ側へのブレーキ油の急速充填とを可能にする。【解決手段】 2次マスタシリンダM2 に、その入力ポート21と1次マスタシリンダMrの出力ポートとを結ぶ油圧導入路La,20に、オリフィス25と、1次マスタシリンダMrから入力ポート21への一方向にのみ流体の流れを許容する一方向弁24とを並列して介設する。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作子(L,P)により作動される1次マスタシリンダ(Mf,Mr)と、この1次マスタシリンダ(Mf,Mr)の出力油圧により作動されて車輪(Wf)を制動する車輪ブレーキシリンダ(Bfa)と、この車輪ブレーキシリンダ(Bfa)の作動反力により作動される2次マスタシリンダ(M2 )とを備えると共に、2次マスタシリンダ(M2 )の出力油圧を前記車輪ブレーキシリンダ(Bfa)又は別の車輪ブレーキシリンダ(Br)に供給するようにし、2次マスタシリンダ(M2 )には、1次マスタシリンダ(Mr)の出力油圧を油圧導入路(La,20)を介して導入する入力ポート(21)と、2次マスタシリンダ(M2 )の実質的な不作動状態ではこの入力ポート(21)を2次マスタシリンダ(M2 )の油圧室(16)に連通させるが、2次マスタシリンダ(M2 )の作動状態ではその連通を遮断する弁手段(14)とを設けると共に、前記油圧導入路(La,20)にオリフィス(25)を介設した、車両用制動装置ににおいて、前記油圧導入路(La,20)に、1次マスタシリンダ(Mr)から前記入力ポート(21)への一方向にのみ流体の流れを許容する一方向弁(24)を前記オリフィス(25)と並列に介設したことを特徴とする、車両用制動装置。
IPC (3件):
B62L 3/00 ,  B62L 3/02 ,  B62L 3/08
FI (3件):
B62L 3/00 A ,  B62L 3/02 D ,  B62L 3/08
引用特許:
出願人引用 (1件)

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