特許
J-GLOBAL ID:200903033920261400

液晶表示装置の欠陥修正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307643
公開番号(公開出願番号):特開平9-146060
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 高精細TFTLCDにおいて、TFT及びその配線の不良などにより生じる輝点欠陥を暗点化する修正方法により歩留まりを向上する。【解決手段】 輝点欠陥となった画素に対して、1回目のレーザー照射を行い、液晶層30中に画素の全域を覆う気泡を発生させる。気泡が消えないうちに2回目のレーザーをスポット照射することにより、エネルギーが液晶に邪魔されなく画素全域に伝わり、配向膜13,22が変質され、気泡が消えて液晶が戻ってくると垂直配向に制御される。従って、この画素は、暗点となり、周囲の画素の光により隠蔽され、目立たなくなる。
請求項(抜粋):
一対の基板の対向面に形成された単数または複数の液晶駆動用電極と、これら液晶駆動用電極を覆う配向膜と、前記一対の基板間に封入された液晶と、前記一対の基板の外側に設けられた2枚の偏光板とを有し、前記液晶の初期配向が前記配向膜により基板に対して平行配向に制御されるとともに、前記一対の基板間でねじられ、かつ、前記2枚の偏光板の偏光軸は、各々近接する基板側の配向方向に沿う方向に偏光軸を有し、前記液晶駆動用電極に電圧を与えることにより、前記液晶駆動用電極が前記液晶を挟んで対向配置された部分において形成される画素容量に所望の強度の電界を印加し、対応する液晶の配向を変化させて表示を行う液晶表示装置であって、前記液晶表示装置の輝点欠陥部分を暗点とすることにより、欠陥を目立たなくさせる液晶表示装置の欠陥修正方法において、前記液晶表示装置の欠陥部分にレーザー照射を行うことにより、前記少なくとも一方の配向膜を変質し、当該部分の液晶の配向を基板に対して垂直配向に制御することを特徴とする液晶表示装置の欠陥修正方法。
IPC (2件):
G02F 1/13 101 ,  G02F 1/136 500
FI (2件):
G02F 1/13 101 ,  G02F 1/136 500
引用特許:
審査官引用 (1件)

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