特許
J-GLOBAL ID:200903033980792626

末端修飾ポリカーボネート樹脂及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-259740
公開番号(公開出願番号):特開2002-069171
出願日: 2000年08月29日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】カーボネート原料とジヒドロキシ化合物とを反応させて得られたポリカーボネート樹脂であって、分子末端にR-CO-基又はR’-O-CO-基(R、R’は共に有機基を示す。)を有し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定したポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が2.2以下であり、かつ粘度平均分子量(Mv)と分子末端数から算出される数平均分子量(Mn′)との比(Mv/Mn′)が1.40以下であることを特徴とする末端修飾ポリカーボネート樹脂。【効果】極端に狭い、シャープな分子量分布を有することから、特に低分子量オリゴマーが極端に少なく、加熱成形時のオリゴマー由来の揮発物は皆無となる。残存する水酸基が少ないので熱安定性に優れている。
請求項(抜粋):
カーボネート原料とジヒドロキシ化合物とを反応させて得られたポリカーボネート樹脂であって、分子末端にR-CO-基又はR’-O-CO-基(R、R’は共に有機基を示す。)を有し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定したポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が2.2以下であり、かつ下記式で算出される粘度平均分子量(Mv)と分子末端数から算出される数平均分子量(Mn′)との比(Mv/Mn′)が1.40以下であることを特徴とする末端修飾ポリカーボネート樹脂。ηsp/C=〔η〕×(1+0.28ηsp) 〔η〕=1.23×10-4×Mv0.83(式中、ηspはポリカーボネートの塩化メチレン溶液について20°Cで測定した比粘度であり、Cはこの塩化メチレン溶液の濃度である。塩化メチレン溶液としてはポリカーボネートの濃度0.6g/dlのものを用いる。)
Fターム (31件):
4J029AA09 ,  4J029AD01 ,  4J029AD10 ,  4J029AE05 ,  4J029BB04A ,  4J029BB05A ,  4J029BB06B ,  4J029BB09A ,  4J029BB12B ,  4J029BB12C ,  4J029BB13A ,  4J029BB13B ,  4J029BB15A ,  4J029BB15B ,  4J029BB16B ,  4J029BB18 ,  4J029BD03A ,  4J029BE05A ,  4J029BF14A ,  4J029BH02 ,  4J029DB06 ,  4J029DB07 ,  4J029DB11 ,  4J029DB12 ,  4J029DB13 ,  4J029HC01 ,  4J029JB162 ,  4J029JB182 ,  4J029JB292 ,  4J029JC021 ,  4J029JD08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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