特許
J-GLOBAL ID:200903034038526143

エネルギー吸収部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-185969
公開番号(公開出願番号):特開平10-030669
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 エネルギー吸収曲線を理想曲線に近付けることが可能で、エネルギー吸収荷重を増加させ、従来にくらべ高エネルギー吸収をはかれるエネルギー吸収部材を提供する。【解決手段】 エネルギー吸収部材1は、略円筒状のFRPパイプ10と、このFRPパイプ10に挿入されたトリガー20を備えている。トリガー20は、FRPパイプ10の一端側開口部に挿入可能な挿入部21及び上記挿入部21と一体でかつ同心円状に径が拡幅された拡幅部22を有している。拡幅部22は、第一の傾斜部23と第二の傾斜部24を有している。第一の傾斜部23とFRPパイプ10の中心軸Oとのなす傾斜角をθ1 、第二の傾斜部24とFRPパイプ10の中心軸Oとのなす傾斜角をθ2 とした場合、θ1 <θ2 なる関係となるように傾斜角を段階的に変化させている。
請求項(抜粋):
一対の部材間に設けられてどちらか一方側から衝撃荷重が加わったときに他方側の部材へ伝わる衝撃荷重を緩和するエネルギー吸収部材において、略円筒状に成形されたFRPからなるパイプと、上記FRPパイプの一端側開口部に挿入可能な略円柱状の挿入部を有するとともに、上記挿入部と一体でかつこの挿入部に連続して径が拡がる側面を有しかつ上記側面と上記FRPパイプの中心軸とのなす角が上記挿入部から遠ざかるにつれて段階的または連続的に大きくなる拡幅部を有するトリガーとを具備し、上記FRPパイプの上記開口部に上記トリガーの挿入部を挿入したことを特徴とするエネルギー吸収部材。
IPC (2件):
F16F 7/12 ,  B62D 1/19
FI (2件):
F16F 7/12 ,  B62D 1/19
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • エネルギー吸収部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-271995   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • エネルギー吸収部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-271996   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 特開平4-113041
全件表示

前のページに戻る