特許
J-GLOBAL ID:200903034077357170

電気化学キャパシタ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-151225
公開番号(公開出願番号):特開2007-324271
出願日: 2006年05月31日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】自動車用等に用いる電気化学キャパシタに関し、負極の電極層を構成する炭素材料を予めLiイオンを吸蔵させるのが困難という課題を解決し、炭素材料にLiイオンを容易に吸蔵させ、優れた性能を安定して発揮させることを目的とする。【解決手段】集電体2上に活性炭主体の分極性電極層3を形成した正極と、集電体4上に炭素材料の電極層5を形成した負極をその間にセパレータ6を介在させて巻回した素子1と、この素子1をLiイオンを含む有機系電解液と共に収容した金属ケース8からなり、上記負極の炭素材料の電極層5にポリマーで被覆したLiの微粒子を含有させた構成により、負極作製時に既に電極層5にLiイオンが吸蔵された状態になるため、電極層5に対するLiイオンの吸蔵状態が安定して優れた性能が安定して得られ、かつ、後工程でLiイオンを吸蔵させる工程が不要で工数とコストの低減が図れる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金属箔からなる集電体上に活性炭を主体とした分極性電極層を形成した正極と、金属箔からなる集電体上に炭素材料を主体とした電極層を形成した負極とを、その間にセパレータを介在させて夫々の電極層が対向した状態で積層または巻回することにより構成された素子と、この素子をリチウムイオンを含む有機系電解液と共に収容したケースからなる電気化学キャパシタにおいて、上記負極を構成する集電体上に形成された炭素材料を主体とした電極層にポリマーで被覆したリチウムの微粒子を含有させた電気化学キャパシタ。
IPC (1件):
H01G 9/058
FI (1件):
H01G9/00 301A
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (6件)
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