特許
J-GLOBAL ID:200903034109310805

化学吸着膜の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-124468
公開番号(公開出願番号):特開平6-327971
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 活性水素基を有するか付与した基材表面に、乾燥雰囲気中で化学吸着剤を含む溶液を噴霧状に塗布して撥水撥油、防汚性などに優れた極薄の被膜を高能率で均一に形成する。【構成】 水酸基、イミノ基など活性水素基を有する基材表面に、クロロシラン系化学吸着剤またはチオール系化学吸着剤を含む非水系溶液を噴霧状に塗布して化学吸着を形成する。あらかじめ基材1表面にクロロシラン化合物又はクロロシラン化合物を含む溶液をスプレにより噴霧塗布し、シロキサン系単分子膜またはポリシロキサン膜の吸着膜4を形成し、クロロシラン系界面活性剤を含む溶液を塗布し化学吸着を行うことにより、基材形状に制限されることなくかつ短時間で基材の表面に化学吸着単分子膜5 ́またはポリマー膜を形成してもよい。
請求項(抜粋):
表面に活性水素基を含む基材の表面に、分子の少なくとも一端にクロルシリル基またはチオール基を有し、かつ直鎖状炭化水素基、フルオロカーボン基、及び直鎖状シロキサン基から選ばれる少なくとも一つの基を含むクロロシラン系化学吸着剤を一成分とする塗布溶液を、噴霧状で塗布して、前記基材表面の活性水素基と前記化学吸着剤のクロルシリル基またはチオール基との間で縮合反応させ、前記基材表面に共有結合した化学吸着膜を形成することを特徴とする化学吸着膜の製造方法。
IPC (4件):
B01J 20/32 ,  C03C 17/28 ,  C03C 17/30 ,  C08J 5/18 CFH
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭63-137750
  • 特開平4-239635
  • 特開平4-255344
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