特許
J-GLOBAL ID:200903034116089804

船舶用推進システム、その制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中山 和俊 ,  宮▲崎▼主税 ,  目次 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-041200
公開番号(公開出願番号):特開2009-196523
出願日: 2008年02月22日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】電子制御式のシフト機構を備えた船舶用推進システムにおいて、動力源や動力伝達機構などの耐久性を向上させる。【解決手段】船舶用推進システムは、動力源30と、推進部33と、第1のシフトポジションと、第2のシフトポジションと、ニュートラルとを切り替えるシフトポジション切り替え機構36と、変速比切り替え機構35と、アクチュエータと、制御部86とを備えている。制御部86は、ニュートラルから第1のシフトポジション且つ高速変速比に切り替えられる際において、アクチュエータ70に、変速比切り替え機構35の現在の変速比が低速変速比のときは低速比を維持させる一方、変速比切り替え機構35の現在の変速比が高速変速比のときは第1のシフトポジションへの切り替えに先立って低速変速比にさせた後に、第1のシフトポジションへ切り替え、その後、高速変速比にさせる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
回転力を発生させる動力源と、 前記回転力により駆動されるプロペラを有し、推進力を発生させる船舶用の推進部と、 前記動力源と前記推進部との間に配置され、第1のシフトポジションと、前記動力源の回転力を前記第1のシフトポジションとは逆の回転方向の回転力として前記推進部に伝達する第2のシフトポジションと、前記動力源の回転力を前記推進部に伝達させないニュートラルとを切り替えるシフトポジション切り替え機構と、 前記動力源と前記推進部との間に配置され、前記動力源と前記推進部との間の変速比を低速変速比と高速変速比との間で切り替える変速比切り替え機構と、 前記シフトポジション切り替え機構と前記変速比切り替え機構とを駆動するアクチュエータと、 前記アクチュエータを制御する制御部と、 を備え、 前記制御部は、ニュートラルから前記第1のシフトポジション且つ前記高速変速比に切り替えられる際において、前記アクチュエータに、前記変速比切り替え機構の現在の変速比が前記低速変速比のときは前記低速比を維持させる一方、前記変速比切り替え機構の現在の変速比が前記高速変速比のときは前記第1のシフトポジションへの切り替えに先立って前記低速変速比にさせた後に、前記第1のシフトポジションへ切り替え、その後、前記高速変速比にさせる船舶用推進システム。
IPC (6件):
B63H 21/21 ,  B63H 20/14 ,  B63H 20/00 ,  F16H 61/28 ,  F16H 63/10 ,  B63H 20/12
FI (6件):
B63H21/21 ,  B63H21/28 A ,  B63H21/26 N ,  F16H61/28 ,  F16H63/10 ,  B63H21/26 V
Fターム (12件):
3J067AA01 ,  3J067AA21 ,  3J067AB21 ,  3J067AB22 ,  3J067AC12 ,  3J067AC53 ,  3J067DB14 ,  3J067DB15 ,  3J067DB34 ,  3J067EA03 ,  3J067FB85 ,  3J067GA21
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 船外機のシフト装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-081113   出願人:本田技研工業株式会社
審査官引用 (3件)
  • 船内外機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-215560   出願人:アイシン精機株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 船用プロペラ駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-189073   出願人:ヤンマーディーゼル株式会社
  • 舶用減速逆転機の嵌入ショック防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-270939   出願人:ヤンマーディーゼル株式会社

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