特許
J-GLOBAL ID:200903034122445205

抵抗溶接制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 聖孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-262438
公開番号(公開出願番号):特開平10-085947
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 シリーズ溶接等において被溶接材の複数の溶接箇所を短い通電時間でほぼ均一な溶接強度に同時接合できるようにする。【解決手段】 通電時間の前半部では、制御部56が第1組(正極側)のスイッチング素子32,36だけをPWM制御で連続的にスイッチングする。これにより、ほぼ台形状の電流波形を有する正極性の溶接電流I2 が第1の溶接電極48→被溶接材W1 →第1の溶接箇所Pa →被溶接材W2 →第2の溶接箇所Pb→被溶接材W1 →第2の溶接電極50の経路で流れる。通電時間の後半部では、制御部が第2組(負極側)のスイッチング素子34,38だけをPWM制御で連続的にスイッチングする。これにより、ほぼ台形状の電流波形を有する負極性の溶接電流I2 が上記とは逆の経路で流れる。この結果、全通電時間が終了した時点では、第1の溶接箇所と第2の溶接箇所におけるナゲットがほぼ同じ大きさに成長する。
請求項(抜粋):
被溶接材に第1および第2の溶接電極を互いに離れた位置で加圧接触させ、前記第1および第2の溶接電極の間で前記被溶接材に溶接電流を流すことにより、前記被溶接材を前記第1および第2の溶接電極の加圧接触位置にそれぞれ対応する第1および第2の溶接箇所にて接合するようにした抵抗溶接方法において、商用周波数の交流を整流回路により直流に変換して双方向通電型のスイッチング手段に入力し、前記スイッチング手段の出力を溶接トランスの一次側コイルに供給し、前記溶接トランスの二次側コイルに得られる電圧を前記第1および第2の溶接電極に印加することにより二次側回路で前記溶接電流が流れるようにし、通電時間の前半部では前記スイッチング手段を一方の極性で連続的に高周波スイッチングし、前記通電時間の後半部では前記スイッチング手段を他方の極性で連続的に高周波スイッチングすることを特徴とする抵抗溶接方法。
IPC (4件):
B23K 11/24 315 ,  B23K 11/24 392 ,  B23K 11/11 510 ,  H02M 9/00
FI (4件):
B23K 11/24 315 ,  B23K 11/24 392 ,  B23K 11/11 510 ,  H02M 9/00 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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