特許
J-GLOBAL ID:200903034151582289

放射線検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-066888
公開番号(公開出願番号):特開2003-270353
出願日: 2002年03月12日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 エネルギー分解能を変えずに有感面積を大きくする放射線検出装置を提供することを目的とする。【解決手段】 NISトンネル接合部2は、常伝導体N,絶縁体I,および超伝導体Sの順に接合されて形成されており、このNISトンネル接合部2の常伝導体Nの上に、放射線の入射に応じて熱量の伝導のON/OFFをそれぞれ切り換える複数のヒートスイッチ3が形成されており、各々のヒートスイッチ3の上には、入射された放射線を熱量として吸収する吸収体4がそれぞれ形成されている。各々のヒートスイッチ3は超伝導体、各吸収体4は常伝導体でそれぞれ構成されているので、吸収体4の数が増大しても、エネルギー分解能を変えずに有感面積を大きくすることができる。
請求項(抜粋):
入射された放射線によって常伝導体に付与された熱量から、その熱量による前記常伝導体の温度変化を検出し、絶縁体を介して超伝導体に与えられた前記温度変化に伴う電気的特性の変化を測定することで入射された前記放射線を検出する、前記常伝導体,絶縁体,および超伝導体の順に接合された放射線検出装置であって、入射された放射線を熱量としてそれぞれ吸収する、熱的に互いに区画された複数の吸収体を前記常伝導体側に備え、放射線が入射された吸収体のみから熱量が常伝導体に伝導し、常伝導体に伝導されたその熱量が、放射線が入射された吸収体以外の吸収体に伝導しないように吸収体をそれぞれ構成することを特徴とする放射線検出装置。
Fターム (4件):
2G088EE29 ,  2G088GG22 ,  2G088JJ09 ,  2G088JJ37

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