特許
J-GLOBAL ID:200903034209034171
摩擦接合方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件):
前田 弘
, 竹内 宏
, 嶋田 高久
, 竹内 祐二
, 今江 克実
, 藤田 篤史
, 二宮 克也
, 原田 智雄
, 井関 勝守
, 関 啓
, 杉浦 靖也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-252316
公開番号(公開出願番号):特開2008-073694
出願日: 2006年09月19日
公開日(公表日): 2008年04月03日
要約:
【課題】摩擦接合方法において、複数の鋼製部材の被接合部が冷却時にマルテンサイト組織になることを抑制し、その接合強度を向上させる。【解決手段】第2鋼板W2及び第1鋼板W1をその順に重ね合わせてワークWとする。回転ツール7を回転させなが下降させ、回転ツール7と受け部材8とでワークWの被接合部を挟み込むと共に被接合部を回転軸心方向に押圧する。回転ツール7と第1鋼板W1の表面との摩擦によって摩擦熱を発生させる。回転ツール7の回転及び押圧を継続させ、第1及び第2鋼板W1,W2に塑性流動を発生させる。被接合部の温度がA3変態点以上になると、接合条件を調整する。調整後、被接合部の温度がA1変態点以下になると、回転ツール7を回転させたまま上昇させ、回転ツール7をワークW内から引き抜く。ワークWは冷却されて硬化し、ワークWの接合が完了する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複数の鋼製部材の被接合部に回転ツールを回転させながら押圧することによって発生した摩擦熱で上記被接合部を塑性流動させることにより該被接合部を固相状態で摩擦接合する摩擦接合方法であって、
上記摩擦熱で、上記被接合部の温度をA3変態点以上にし且つ該被接合部を塑性流動させる工程と、
接合条件を調整することにより上記被接合部の温度をA1変態点以下にする温度調整工程と、
上記被接合部の温度がA1変態点以下の状態で、上記回転ツールを上記被接合部から引き抜く工程とを備えたことを特徴とする摩擦接合方法。
IPC (1件):
FI (2件):
B23K20/12 320
, B23K20/12 364
Fターム (5件):
4E067AA02
, 4E067BG00
, 4E067DC06
, 4E067EC01
, 4E067EC03
引用特許:
前のページに戻る