特許
J-GLOBAL ID:200903034243802021

タブ譜自動作成方法、タブ譜自動作成プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-286166
公開番号(公開出願番号):特開2004-163446
出願日: 2002年09月30日
公開日(公表日): 2004年06月10日
要約:
【課題】指のポジションの分散をできるだけ小さくすると同時に、実際の運指を想定することで演奏可能なタブ譜を自動作成する。【解決手段】処理部1は、楽曲データを記憶部5の楽曲データファイル51から読み出し(S1)、演奏可能なポジションと指の組み合わせを候補として抽出するフィルタ処理を実行する(S2)。さらに、処理部1は、演奏時におけるコストを最小化する候補を選択する最適化処理を実行し(S3)、得られたタブ譜の最適解を記憶部5の最適解ファイル55に出力する(S4)。ここで、最適化処理の手法として、多目的最適化遺伝的アルゴリズム等が適用される。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
処理部は、楽曲の各フェイズ毎に音を表すピッチを記憶した楽曲データを記憶部から読み取るステップと、 処理部は、楽曲データに基づき、各フェイズにおける演奏可能なフレットと弦を示すポジションとそのポジションを押さえる指との組み合わせを表す候補データを抽出し、記憶部に記憶するステップと、 処理部は、記憶部から候補データを読み取り、ポジションと指の組み合わせを手指の物理構造上の制約及び可動範囲を考慮した、フレットに関する条件及び弦に関する条件を満足するように、各フェイズの演奏可能な指の組み合わせを判定し、該当する組み合わせを選択するステップと、 処理部は、選択された各フェイズにおける演奏可能なポジションと指の組み合わせを、候補選択データとして記憶部に記憶するステップと、 処理部は、候補選択データを参照し、各フェイズから一つずつ候補を選択して、フェイズ順に数珠繋ぎにして個体を形成し、該個体を複数作成して集団データを形成するステップと、 処理部は、集団データに基づき、交叉及び突然変異を含む操作によって次世代の集団における個体を形成し、次世代の集団データとして記憶するステップと、 処理部は、次世代の集団データを読み取り、該集団データ中の各個体に従い演奏したときの、手指の移動量を表す第1のコストと、手指の負担を表す第2のコストとを求め、第1及び第2コストに重みをつけた総和コスト、第1コスト、第2コストに関して各コストが最小又は所定値より小さくなる個体を選択するように並列に最適化処理を行い、選択された解データを記憶部に記憶するステップと、 処理部は、解データに基づき前記最適化処理を所定世代まで繰り返し実行し、パレート解の集合である所定世代の解データを求めるステップと、 処理部は、記憶部に記憶された所定世代の解データから、予め定められた基準により最適解の集合であるダブ譜データを選択し、それを記憶部に記憶、表示部へ表示及び/又は出力部に出力するステップと、 を含むタブ譜自動作成方法。
IPC (4件):
G10G3/04 ,  G06N3/12 ,  G09B15/00 ,  G10G1/00
FI (4件):
G10G3/04 ,  G06N3/12 ,  G09B15/00 C ,  G10G1/00
Fターム (6件):
5D082AA04 ,  5D082AA27 ,  5D082BB06 ,  5D082BB07 ,  5D082BB25 ,  5D082BB29
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • シーケンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-068922   出願人:株式会社河合楽器製作所
  • 演奏データ変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-267762   出願人:ヤマハ株式会社
  • 特開平1-099169
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引用文献:
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