特許
J-GLOBAL ID:200903034275653028

光ヘッドの光学系および光ヘッド用対物レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金井 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-259255
公開番号(公開出願番号):特開2002-175639
出願日: 2001年08月29日
公開日(公表日): 2002年06月21日
要約:
【要約】【課題】 作動距離を確保しつつ対物レンズの焦点距離を短くし、独立の絞りを設けることなく開口数を適切に設定することが可能な光ヘッドの光学系を提供すること。【解決手段】 保護層が薄い光ディスクD1の使用時、第1のレーザーモジュール21から発した短波長のレーザー光は、コリメートレンズ24を介して平行光として対物レンズ10に入射し、記録面に集光される。保護層が厚い光ディスクD2の使用時、第2のレーザーモジュール22から発した長波長のレーザー光は、発散光として対物レンズ10に入射し、記録面に集光される。対物レンズ10の高NA専用領域REに形成された回折レンズ構造は、短波長のレーザー光を光ディスクD1に集光させる際には球面収差を良好に補正するため開口数が大きくなり、長波長のレーザー光を光ディスクD2に集光させる際には球面収差を発生させるため開口数が小さくなる。
請求項(抜粋):
第1のレーザー光と該第1のレーザー光より波長が長い第2のレーザー光とを選択的に発する光源部と、前記第1のレーザー光を第1の光ディスクの保護層を介して記録面上に集光させると共に、前記第2のレーザー光を前記第1の光ディスクより保護層が厚く記録密度が低い第2の光ディスクの記録面上に集光させる対物レンズとを備える光ヘッドの光学系において、前記光源部は、前記第2のレーザー光を発散光として前記対物レンズに対して入射させ、前記第1のレーザー光を前記第2のレーザー光より発散度の弱い光束として前記対物レンズに入射させ、前記対物レンズのレンズ面は、前記第2の光ディスクに必要充分な低NAの光束が透過する共用領域と、前記第1の光ディスクに対してのみ必要な高NAの光束が透過する高NA専用領域とに区分され、該高NA専用領域には、微細な段差を有する複数の同心の輪帯から成る回折レンズ構造が形成され、該回折レンズ構造は、前記第1のレーザー光を前記第1の光ディスクの記録面に集光させる際には収差を補正すると共に、前記第2のレーザー光を前記第2の光ディスクの記録面に集光させる際には収差を発生させることにより、前記共用領域を透過した光束により形成されるスポットに対し、前記高NA専用領域を透過した光束を拡散させることを特徴とする光ヘッドの光学系。
IPC (6件):
G11B 7/135 ,  G02B 3/02 ,  G02B 3/08 ,  G02B 5/18 ,  G02B 13/00 ,  G02B 13/18
FI (7件):
G11B 7/135 A ,  G11B 7/135 Z ,  G02B 3/02 ,  G02B 3/08 ,  G02B 5/18 ,  G02B 13/00 ,  G02B 13/18
Fターム (28件):
2H049AA04 ,  2H049AA18 ,  2H049AA57 ,  2H087KA13 ,  2H087LA01 ,  2H087PA01 ,  2H087PA17 ,  2H087PB01 ,  2H087QA02 ,  2H087QA07 ,  2H087QA14 ,  2H087QA34 ,  2H087RA05 ,  2H087RA12 ,  2H087RA13 ,  2H087RA42 ,  2H087RA46 ,  5D119AA01 ,  5D119AA03 ,  5D119AA41 ,  5D119BA01 ,  5D119BB01 ,  5D119BB02 ,  5D119BB04 ,  5D119EC45 ,  5D119EC47 ,  5D119FA08 ,  5D119JA44
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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