特許
J-GLOBAL ID:200903034313557291

ジャイロ機構による制振方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251424
公開番号(公開出願番号):特開平8-086657
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ゲインを可変とする事によりジャイロ機構の性能を最大に発揮させるようにする。【構成】 回転ロータ1と、制振対象である主系2に回転自在に取り付けられたジンバル3と、ジンバル3の角度θ2を制御するアクチュエータ5と、主系2の振動θ1を検出するセンサ6と、センサ6から取り込んだセンサ出力に基づいた演算結果をアクチュエータ5にフィードバックする制御装置7とジャイロ機構Aにより、フィードバック制御のゲインKvが、主系2のエネルギEの増加・減少に反するように減少・増加するように変化させる制振方法であって、主系2のエネルギEが大きい場合、フィードバック制御によるジンバル3の角度θ2が最大許容角度を越えないようにゲインKvが小さくなるようにし、主系2のエネルギEが小さい場合、ジンバル3の角度θ2が最大許容角度以下になる範囲内で主系2のエネルギEに合わせてゲインKvを変化させる。
請求項(抜粋):
回転ロータと、回転ロータを支持し且つ制振対象である主系に回転自在に取り付けられたジンバルと、ジンバル軸に接続され、ジンバルの角度を制御するアクチュエータと、主系の振動を検出するセンサと、センサから取り込んだセンサ出力に基づいた演算結果をジンバルのアクチュエータにフィードバックする制御装置とで構成されたジャイロ機構により、前記フィードバック制御のゲインが、主系のエネルギの増加・減少に反するように減少・増加するように変化させる制振方法であって、主系のエネルギが大きい場合、フィードバック制御によるジンバルの角度が最大許容角度を越えないように前記ゲインが小さくなるようにし、主系のエネルギが小さい場合、ジンバルの角度が最大許容角度以下になる範囲内で主系のエネルギに合わせてゲインを変化させる事を特徴とするジャイロ機構による制振方法。
IPC (2件):
G01C 19/02 ,  G01C 19/00

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