特許
J-GLOBAL ID:200903034337659362

動力伝達装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225869
公開番号(公開出願番号):特開平9-046965
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 原動機より得られた動力を高効率に伝達または利用して、原動機の出力軸の回転方向と同じ方向のトルクを出力する。【解決手段】 クラッチモータ30はアウタロータ32が原動機50のクランクシャフト56に、インナロータ34が駆動軸22に結合されている。アシストモータ40はロータ42が駆動軸22に結合されている。これらモータ30,40は制御装置80により制御される。クラッチモータ30の三相コイル36に電流を流し、アウタロータ32とインナロータ34とを所定の滑りでカップリングすると、滑り分のエネルギが電力の形で第1の駆動回路91を介して回収される。この電力を用いて第2の駆動回路92を介してアシストモータ40を制御すると、駆動軸22にはアシストモータ40によりトルクが付与される。
請求項(抜粋):
出力軸を有し、該出力軸を回転させる原動機と、該原動機の出力軸に機械的に結合する第1のロータと、該第1のロータと電磁的に結合し、該第1のロータに対して相対的に回転し得る第2のロータとを有し、該第2のロータに機械的に結合された回転軸をトルクの出力軸とする第1の電動機と、多相交流によって前記第1の電動機における前記第1及び第2のロータ間の電磁的な結合を制御して、前記第1の電動機を駆動すると共に、該第1の電動機より電力を回生することが可能な第1の電動機駆動回路と、前記原動機の出力軸及び前記トルクの出力軸のうち、一方の出力軸に機械的に結合する第3のロータを有する第2の電動機と、該第2の電動機を駆動する第2の電動機駆動回路と、を備える動力伝達装置であって、前記第1の電動機駆動回路を制御して、前記第1の電動機より前記第1のロータと第2のロータとの間に生じる滑り回転に応じた電力を前記第1の電動機駆動回路を介して回生すると共に、該回生した電力を用いて前記第2の電動機駆動回路により前記第2の電動機を駆動する制御手段を備える動力伝達装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 車両用駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-025729   出願人:日本電装株式会社

前のページに戻る