特許
J-GLOBAL ID:200903034390059997
暗号装置、復号装置、プログラム及び方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 峰 隆司
, 福原 淑弘
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-330516
公開番号(公開出願番号):特開2007-139895
出願日: 2005年11月15日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】量子計算機が出現しても安全性を確保できる可能性があり、現在の計算機でも安全に実現可能であるとともに、小電力環境での実現可能性がある証明可能安全な公開鍵暗号方式を構成する。【解決手段】復号用の秘密鍵が代数曲面XのファイブレーションX(x,y,t)=0に対応する2つ以上のセクションであり、公開鍵が代数曲面XのファイブレーションX(x,y,t)であるという構成により、量子計算機が出現しても安全性を確保できる可能性があり、現在の計算機でも安全に実現可能であるとともに、小電力環境での実現可能性がある公開鍵暗号方式を構成する。また、メッセージmと乱数rを連結した平文Mを平文多項式M(t)の係数として埋め込む構成と、次数l-1以下の平文多項式M(t)と、次数l以上のランダムな1変数既約多項式f(t)とを用いる構成とにより、証明可能安全な公開鍵暗号方式を構成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
復号用の秘密鍵が代数曲面XのファイブレーションX(x,y,t)=0に対応する2つ以上のセクションのとき、公開鍵である代数曲面XのファイブレーションX(x,y,t)に基づいて、予めメッセージmを暗号化するための暗号装置であって、
前記メッセージmと乱数rを連結した平文Mを1変数tで次数l-1以下の平文多項式M(t)の係数として埋め込む平文埋め込み手段と、
前記平文Mのハッシュ値H(M)に基づいて3変数x,y,tのランダムな多項式p(x,y,t),q(x,y,t)を生成する多項式生成手段と、
次数l以上のランダムな1変数既約多項式f(t)を生成する1変数既約多項式生成手段と、
前記平文多項式M(t)に対し、前記各多項式p(x,y,t),q(x,y,t),f(t)と前記ファイブレーションX(x,y,t)とを加算、減算及び乗算のうち少なくとも一つを含む演算を行う暗号化処理により、前記平文多項式M(t)から暗号文F=Epk(M,p,q,f,X)を生成する暗号化手段と
を備えたことを特徴とする暗号装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
5J104AA25
, 5J104JA21
, 5J104JA24
, 5J104NA16
引用特許:
引用文献:
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