特許
J-GLOBAL ID:200903034398054757

光学式エンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-284255
公開番号(公開出願番号):特開平10-132614
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 光学式エンコーダにおいて、各相の検出を従来の光学式エンコーダよりもさらに同一の場所で行うことができ、より歪の少ない変位信号を充分な平均化効果をもって安定して出力できる各相の検出をできるようにする。【解決手段】 第1回折格子を通過する光束の光量を直接受光部30で受光し、電気信号として出力する。第1回折格子と受光部30との相対変位に応じて前記電気信号が変化することに基づき相対変位量を検出する。受光部3は、格子状の受光素子を複数含んでおり、微細な幅の受光素子が、4相分(a,b,a/,b/)として微小区間内に混在して配置されている。また、分割され微細となっている受光素子が、分割された受光素子を合わせた幅として一定幅でなく、高次の歪成分を除去する値で形成されている。例えば、3次及び5次の歪成分を除去するために、分割された受光素子を合わせた幅が7P/30及び13P/30となっている。
請求項(抜粋):
スケールと、このスケールと相対変位する受光素子とを備え、前記受光素子からの所定位相の位相差を有する信号をもとに、前記相対変位を検出する光学式エンコーダにおいて、前記スケールのパターン周期に対応して前記受光素子が前記スケールの長手方向に複数並設されて成る受光素子群であって、複数の前記所定位相の信号のそれぞれに対応した受光素子群を備え、1つの前記受光素子群と他の前記受光素子群に属する受光素子が長手方向に入り混じって配置され、1つの前記受光素子群と他の前記受光素子群は、1つの前記受光素子群で得られる信号と他の前記受光素子群で得られる信号とが、所定の位相差を有するように配置されており、1つの相の信号に対応した受光素子群は、これを構成する受光素子が、長手方向に少なくとも2つ以上分割されており、分割された受光素子の幅を合わせた受光素子幅Wが、前記スケールの長手方向のパターン幅に対応する受光素子であって、かつ、これら分割された受光素子を組み合わせた受光素子パターンの配置分布のフーリェ成分に、高次フーリェ成分を含まないように受光素子パターンが決定されていることを特徴とする光学式エンコーダ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 光学式エンコーダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-025773   出願人:オークマ株式会社

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