特許
J-GLOBAL ID:200903034419315777

アクティブ除振装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-106743
公開番号(公開出願番号):特開平7-310780
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 除振対象の揺れを効果的に制振するフィードフォワード制御量を効率良く生成し、制御対象の特性が変化しても、その変化に追随して振動を打ち消すことができるフィードフォワード制御を実現する。【構成】 床上に設置されかつ荷を支持する空気ばねと、空気ばねの内圧を変更するサーボバルブと、床と荷との間の相対高さを実測するセンサとを備える。床と荷との間の相対高さ目標値X及び相対高さ実測値Xr に基づいてフィードバック制御量uを算出する。サーボバルブへの制御出力から荷の変位までの実機に基づいて設定したノミナルモデルの逆伝達関数Pn -1、相補感度関数T及びフィードバック制御のみでの変位出力X0 と制御出力u0 を用いて、フィードフォワード制御量vを式[v=T・(Pn -1・X0 -u0 )]により算出する。フィードバック制御量uとフィードフォワード制御量vとからサーボバルブへの制御出力wを求める。
請求項(抜粋):
床上に設置されかつ荷を支持するばね部材と、荷に力を加え制振するためのアクチュエータと、上記床と荷との間の相対高さを実測する検出手段とを備え、上記アクチュエータを駆動して荷の振動を抑制するアクティブ除振装置において、床と荷との間の相対高さ目標値及び相対高さ実測値に基づいてフィードバック制御量を算出するとともに、アクチュエータへの制御出力から荷の変位までの実機に基づいて設定したノミナルモデルの伝達関数Pn の逆伝達関数Pn -1、相補感度関数T及びフィードバック制御のみでの変位出力X0 と制御出力u0 を用いて、フィードフォワード制御量vを式v=T・(Pn -1・X0 -u0 )により算出し、上記フィードバック制御量とフィードフォワード制御量vとからアクチュエータへの制御出力を求めることを特徴とするアクティブ除振装置の制御方法。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  G05D 19/02 ,  G12B 9/08
引用特許:
出願人引用 (2件)

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